2016年10月26日水曜日

トイレの神様 僕に力を


数年前「トイレの神様」という歌が流行した 僕はその歌と歌うあの娘が好きだった

その訳は 僕がおばあちゃん子でトイレは綺麗に使いなさいと 教えられてきたからだ トイレを綺麗に使用しても男前には成れなかったけれど おばあちゃんの教えを今でも守っている

人相が悪い僕は勘違いされやすいので素行は良くするスタイルで生きている もちろんトイレを綺麗に使用するなんて当たり前だ


勤務先のカフェの駐車場に勢い良く白いベンツが入って来た それは週末に来る初老で白髪のボッテリと肥えたギラついた職業不明の常連客で何時も若い愛人を連れてくる お金持ちの初老の男性はエリツィン大統領にそっくりだ

僕は影でエリツィンと呼び 金の力を遺憾なく発揮し 威圧感ある外車を乗り回し ケバケバしい女性を侍らかし オハギの様なお札でパンパンな二つ折りの財布をテーブルの上に置き 真っ昼間から酒を飲む彼を僕は一目置いていた

そしてエリツィンはホールの女子スタッフからも一目置かれていた いやオーバーウォッチされていた そして忌み嫌われていた
その訳はエリツィンがトイレを使用した後は酷く汚れているからだ

エリツィンの股間は先の押し潰されたホースにでもなってんの と 疑うくらい床に尿が飛散している
このアカの手先のおフェラ豚は毎回トイレを汚す
お金は持っていても 自分の股間を持って放尿出来ない男に敬意なんてはらえないね

ランチタイムも終わり エスプレッソに砂糖を2杯入れ 厨房で少し休憩をしていた僕に厨房のスタッフKが話しかける
「ヴィアン君 仕事中オナニーした事ある?」
もちろん 僕は無視した 普通の人間が人に対してする質問じゃない
「なぁヴィアン君 オナニーやでせーへんの?」
厨房スタッフKのしつこい質問に僕は糞を見る目で答える
「するわけないやろ 仕事中にそんな事できる訳ない はよ皿洗え」
「えっヴィアンやれへんの 俺たまにトイレでやってるで」 
スタッフKは皿を洗う手を止め驚いた様子で言った さもするのが当たり前の様な顔をしてやがる

ゲス野郎のカミングアウト 驚いたのはこっちの方だ 勤務中 トイレでオナニーするような人間と一緒に働いていると思うと悲しみと怒りがこみ上げてきた
「お前死ねや ここは厨房やぞ 二度とするなよ」
怒る僕に手をきちんと洗っているから大丈夫と言い訳しようとしたスタッフKの言葉を遮り 遠くで聞き耳を立てていたカフェのマスターが怒りのカットイン
「店のトイレでオナニーされて良い気分でいてられるか!そんな手で食材触るな!」
マスターの怒りの説教 怒られうつむくスタッフK 怒号飛び交う昼下がりの厨房 僕はエスプレッソを飲み干した

トイレでオナニーをして説教される かなりの恥だ でもまだ足りない トイレを汚し女子スタッフから嫌われる でもまだ足りない トイレを綺麗に使わない奴らには罰が足りない 
トイレの神様 僕に力を神罰の代行の為にトイレを綺麗に使わない奴らに罰をあたえる為に
 
あと トイレを掃除する女子スタッフにラブホテル清掃の方くらいの時給をよろしくお願いいたします

2016年10月18日火曜日

バカな親 増えてない?


本日 勤務先のカフェに一組のファミリーが来店した 店に家族連れは多く来店するので珍しい事でないのだけれど その家族の五歳くらいの子供が大泣きした さてなぜでしょう?


正解はランチメニューにラーメンが無かったからでした
常識的に考えてカフェのメニューにラーメンが無いのは当たり前だ ラーメン屋に行けばいいだろう

「ラーメン食べたい!ラーメン食べたい!うわぁああん!」
叫び泣きじゃくる子供 赤子が泣くのは仕方ないと思うけれど小学生くらいの子供が食べたい物が無かっただけで 厨房に聴こえるほど泣きわめくのはどうかと思うけどね 他のお客さんにも迷惑だし 泣いたら何とかなるみたいな考え方は子供の頃 治しておいたほうがいいですよ 無関心にメニューを見ている両親よ 叱れ

スラリとしたスタイルの綺麗な女子スタッフまいちゃんは「ラーメンがないならランチを食べたらいいじゃない」と某王妃のような発言をした 
その横で釣り好きで大の子供嫌いの店のマスターは「練り餌 口の中に詰め込んで窒息死させてやる」と 猟奇的な言葉を発していた 
来店する出来の悪い子供を見すぎたせいか アホの子供かどうか見ただけで判別出来るようになりました こんな洞察力いらないね 
   
裸足で店内を走り回る子供や床に寝転ぶ子供 裸足の子供なんてアフリカのドキュメントでしか見たことなかったし 床に寝転んでルンバの真似ですか そしてテーブルに置いてあるシュガーポットに指を突っ込み舐めようとする子供 馬鹿じゃないの プーさんでもマイ蜂蜜しか舐めないぜ
何が苛立つかといったら 子供を放ったらかしにして友達との会話に夢中な親やチャイルドシートから落下して号泣している子供を放ったらかしにランチを食べてる親 店のスタッフに子供を注意されたりして恥ずかしくないの

店に来るのは出来の良いお子さんの方が多いのだけれど アホの子供や親の方が印象に残る 
まともにしつけも出来ずに無関心な親 やりたい放題のアホな子供には「子供手当て」なんて給付しなくていいんじゃないですか
少子化対策などというのなら 子宝を授かりたいと人生計画をしっかりとたてている夫婦への不妊治療に対して その給付金を回していただけないでしょうか うっ!真面目に物事を考えると立ちくらみが襲ってきました 悲しい性質でございます

このカフェに訪れる出来の悪い家族やアホな子供は このカフェではスラングで呼ばれていて 厨房の配膳の窓からよく監視出来る テーブル席Cに案内されている
「恥垢キッズ」「外道坊や」「若草ファミリー」などとスラングで呼ばれる出来の悪い家族は監視しないと無茶苦茶するからね ラーメン食べたいと泣き叫んでいた子供は癇癪をおこして壁の漆喰を爪で引っかき ボロボロと傷をつけてたんだから
 
僕は主に「恥垢キッズ」と呼ぶようにしている 奴らはパパの精子がシーツの染みになって ママの割れ目に残ったカスだと 親愛なるハートマン軍曹にそう教わっているからだ その教えは守らなければ Sir! yes,Sir! いや 精子で受精してないかもしれないね

「若草ファミリー来店です C席案内します」と 女子スタッフ達はエヴァの使徒来襲のアナウンスのように報告をして マスターは汚れたATフィールド全開で監視している

土日はカフェは忙しい 厨房でオムレツを巻いている僕を呼ぶ声がした その声は女子大生スタッフのユリちゃんだった
「ヴィアンさん!恥垢キッズです C席に案内します」
僕は驚いた あの可愛いユリちゃんが恥じらいもなく「恥垢」と言った事に 大きな声で「恥垢キッズ」とフラパンを振る手が止まった ホールを見ると笑顔のユリちゃんと目があった そして僕は理解した
ユリちゃんは「恥垢」の意味をわかっていない 真面目なユリちゃんはお下劣な言葉を発言して微笑むような子ではないからだ
「恥垢」を「遅行」や「遅効」と勘違いしているか チコウの意味がわかっていない
うら若き乙女がお下品な言葉を発するのは はしたないし そんな事を言っても喜ぶのは変態性癖を持つ厨房スタッフKだけだ

これはまずい ユリちゃんが店の下品なスラングを日常生活で使ってしまったら洒落にならない 「若草ファミリー」ならまだしも「恥垢キッズ」は厳しすぎる 将来の夢が保育士さんのユリちゃんには危険すぎる
止めさせなければ でも僕には無理だ 優しさが足りないとか勇気が足りないとかじゃあない 
この由々しき出来事を解決方法しようと
「ユリちゃん 恥垢というのはね 包茎野郎の包皮に溜まる悪臭放つ恥ずかしい垢の事だよ 俗語ではチンカスと言うんだよ」
言えるわけがない こんな事を女子大生に言える 中年男性なんか日本にいないんじゃないかな 言ってしまうと更に僕が終わる

「恥垢キッズ」という言葉をユリちゃんに刷り込んだのは僕かもしれない しかし 店内で愚行に走る子供達がいけないのではないだろうか いや 叱らない親が悪いね
子供のしつけは難しい でも 色々教えてあげないと 産みっぱなしジャーマンスタイルだと碌な大人にならないよ 
  
「店内で恥垢キッズが騒げば 可愛い女子大生の羞恥を引き起こす」

無垢な女子大生の恥じらいのバタフライエフェクト
僕は見たくないよ