2015年12月31日木曜日

続 試みの水平線


前ブログ「試みの水平線」で書いたように勤務先のカフェの男性スタッフに神戸大学生の秀才マサユキが働いている
青春を勉学に費やした彼は女性に対しての免疫が無い チェリーボーイだ
捨てたい純血を守り続ける男 捨てたがり童貞マサユキ

店のマスターから「サクランボーイ」「自慰メン」「手淫小僧」などの不名誉な称号を授けられている

師走 年の瀬 忙しい店内 性欲旺盛なマスターが「姫始めは三が日で終らせるぞ!」厨房で吼えている
響き渡る下品な新年の抱負を横目に厨房の隅でマサユキはうなだれていた 度重なる仕事の失敗からなのか 童貞であるだけでマスターからの侮辱がマサユキを落ち込ませているのか僕にはわからなかった

優しい僕は落ち込むマサユキの為 悩める童貞の為に相談にのってあげようと思う ヴィアン方謙三として 「試みの水平線」再びだ

[僕は神戸大学に通う18才です 僕の悩みはアルバイトの先の店のマスターに童貞であることをからかわれ侮辱されたりします
僕は20才までに女の子と恋愛をして脱チェリーボーイしたいと思ってます しかし店のマスターから「近所のスナックのママに筆下ろしを頼んでやる」 と 余計なお節介を焼かれて困っています
僕は丸々と太ったあんな汚ないババアで童貞を失うのは嫌です
そして店のマスターから「初めて出す場所は男やったら中でやろ」などと ゴムなし中だしファックを薦められたりします
パワハラでありセクハラのような余計なお世話をどうしたらいいのでしょうか?]

ヴィアン方謙三より
「お前は童貞を捨てたいのか守りたいのか?貞操と童貞の間でいるならスナックのママを抱け 最初に言っておく熟女を綺麗だと思うには10年はかかる お前は汚ないババアだと言っているが本当に汚ないババアなのか?よく考えろ 綺麗だと自分に言い聞かせてセックスしろ 肥ってるのが嫌なら抱き心地の良い布団だと思え 初めて射精する場所は小僧が思う場所に出せ ママがなんとかしてくれるさ。
男を大きくしてくれるのは何時だって困難と女だ スナックのママが嫌なら
マサユキよ ソープへ行け。」

2015年12月23日水曜日

やもめのヴィアンサン


昨日は良い天気だった ポカポカお昼 こっそり美術館で僕たち二人 フェルメールなんて興味ないけど 君と会う口実 夕暮れよりもはやく 昼下がりの情事へと洒落込みましょうか
夜は和牛のビステッカと大好きな君 月が昇ってさよならしても朝日と一緒に食べたい気分
ありがとう 真珠の耳飾りの少女と麦わら帽子の君

薄々このブログの読者ならは気づいたのではないでしょうか この僕の昨日の出来事が嘘だという事を また悲しい文を書いてしまいました
本当は昨日は大雨でバーボン飲んでごろ寝して 煙草を吸って 飲んで寝て もう明日
ヤサグレ狸スタイルでした 人恋しい。

最近ニュースで目にしたのですが「嫌婚」など訳のわからない言葉 「結婚したくない男」「結婚しない理由アンケート」など 僕には不可解な特集をメディアが流していた
他人が結婚しようがしまいが どうでもいいけれど 「嫌婚」なんて糞みたいな造語まで作り 結婚しない男がさもトレンドの様な報道や記事を垂れ流すのはどうかと思うんだけどね

アンケートの回答は
「自分の時間がなくなる」
「趣味にお金を使えない」
「結婚に良いイメージがない」
「一人が良い」
などが並んでいた 僕から言わせばこんな答え全否定だ
こんな情けない声をあげる男はそりゃ女性にモテないに決まってる
ただ単に甲斐性の無い自分への言い訳だ
街頭インタビュー「結婚すると趣味にお金を使えなくなるし 女性と付き合うのが面倒臭い」と答えた まぬけ顔の男性
家庭を持つと家族の為にお金を使うのは当たり前だし 趣味に使えるお金がなくなるほど僕は収入がありません と言ってるも同じだ そんなまぬけ顔の男性なんて 女性からしても面倒臭いに決まってる
誇らしげに恥の発言を全国ネットで流されるなんて 男として屈辱だが まあ自業自得ですね

結婚や恋愛を「メリット」「デメリット」で考える人達がいてますがそんなもの未熟者の極み 人の心なんて思うようには動かない そして自分の心もそう 明日の朝 大好きな人が側にいてる それだけでハッピー その感情だけで僕は良いと思うんだけれど。

好き勝手行ってもいいが 気付いて欲しい 「結婚をしたくない」と豪語する男性達よ 「結婚したくても出来ない」に変わって行くことを
人それぞれ考えがあるし 結婚しなくてもいい しかしそれを発言したり某インターネット掲示板に書くことに何が意味があるのかと モテない事を誤魔化すかの為の便利な言葉に置き換えてるだけではないのか?
情けない言葉を並べる前に女性から好意を受けるように自分を変える努力をしたらいい

「人生で大切なものは花と女とロマンスだよ」
前にブログで書いたようにキューバミュージャンの言葉に心を打たれるのもいいんじゃないかな

そう僕は人から笑われようが速く飛ぶ事を追い求めたカモメのジョナサンのように 可愛い恋人を追い求めている と思っていましたが まったく羽ばたけてなかったですね いやぁ飛んでもいなかった 一人やもめの悲しい現状です
真面目な文を書いたつもりが 僕という触媒を通してしまうと台無しだ。

明日はクリスマス 僕へのプレゼントは可愛いあの娘でお願いいたします
頼んだ サンタクロース!

トナカイでも何でもするよ よろしく サンタクロース! 

2015年12月10日木曜日

試みの水平線


「童貞よ ソープに行け」
ハードボイルド作家 北方謙三さんの名言だ

雑誌ホットドッグプレスでの読者悩み相談コーナー「試みの地平線」からうまれた名言である
僕ら中年世代なら「試みの地平線」知っている人達もいるんじゃないかな
悩み相談の締めくくり「とりあえず ソープへ行け」ハードボイルドでも何でもない僕は嫌な事や悩みがあればソープへ行けば解決する と ゆで玉子解釈している

苛立ち 不安感 不快に包まれたならソープランドに行けば解決する 「ソープ」なんて便利なんだ
そして臆病な僕はソープへ1度も行ったことがなかったりする ハードボイルドならばソープですべて解決するのに 残念だ。
エロ顔調理師の僕がハードボイルドになるのは時すでに遅し 鶏肉のハムを作るため ソフトボイルドするのが精一杯だ。

今月からホールスタッフが一人増えた 珍しく男性のホールスタッフだ
彼の名はマサユキ 現役合格で神戸大学に入学した ピチピチの大学1回生 姉は京都大学と言う 優秀な家系 僕からしたら天才だ。
マサユキは他の女子スタッフと話す時 言葉を詰まらせたり 顔を紅色させる 女性への免疫の無さがよくわかる 学生時代の青春を勉学に費やした彼は性春を知らず 甘酸っぱさを知らないでいた
「マサユキ 女の子のおっぱい揉んだことあるか?」僕はストレートに訊いてみた 質問に変化はいらない
「ないです」即答だ
「そうか もしもスタッフのユリちゃんがおっぱい揉ましてくれるなら揉むか?」ユリちゃんは可愛い女子高生スタッフだ
「もちろん揉みます」そして赤ら顔で少しうつむき「揉むだけですか・・・・」恥ずかしそうに言った
マサユキの顔は思春期の性に対する情念のソレだった もしもの話でAからBにステップアップして考えるマサユキ なんて強い欲求
「ほな 揉むだけ違って 舐めるとしたらユリちゃんの乳首トゲトゲ付いてても舐めるんか?」僕はチェリーボーイの欲の深さを知りたかった
「舐めます!」力強くマサユキは言った
「トゲトゲ乳首で口の中 血塗れになっても舐めるんか?」
「舐めます!ユリちゃんの舐めたいです!」落ち着けマサユキ もしもの話だ 童貞のおっぱいに対する欲求は物凄い 舌が切れようが手のひらがトゲトゲで貫かれようがかまわない鮮血のチェリーボーイマサユキ
「ほな カナちゃんやったらおっぱい揉むか?」カナちゃんはつり目で鼻がウィリーしている バーチャル鼻フック短大生だ
「カナちゃんは揉みません ブスですもん」マサユキはいつになく冷静な目をして言った
マサユキはそんなに容姿は悪くないのだけれど こんな発言が童貞たる所以なのかなと僕は思った

マサユキは初めてのアルバイト 高校卒業したばかり 仕事はやはりおぼつかなかった
誰だって初めての事はうまく出来ない
しかしこの店のマスターは研修中でも容赦なしだ
接客でミスをし忙しいランチタイムにパニックになるマサユキ その度にマスターに怒られる 仕事の失敗で説教されるのは仕方ないが マスターは何故かマサユキが童貞である事を絡ませて怒る
「童貞やからそんな事するんや!」
女知らんからそんな事も知らんのや!」
「撹乱ボーイが!」
サクランボーイはちとうまく言ったなと思ったが仕事のミスと童貞であることは関係ない そして別に大学生で童貞であることは恥でもない
そしてマスターの「俺の若いときはなぁ・・・」ファック武勇伝を休憩時間に聞かされるマサユキ
童貞であることを誇りに思うのは僕の知るところゴーダ・カズントだけだ そんなもの生殖活動の否定だ
若くして童貞であることは恥じる事はないが 童貞であることを侮辱され 真偽わからない中年男性のエロ武勇伝を聞かされるくらいなら・・

「マサユキよ ソープへ行け!」


2015年12月5日土曜日

ニセ永田裕志VSメスヒョードル


僕が小学校の頃 学年が2つ上に松岡君という男の子がいた 松岡君は秀才でアタマの賢い生徒で 通っていた小学校では有名人だった オール100点を連続でとる度に職員室を騒がせていた そして松岡君は有名私立中学校に進学した
知性と対極にいる僕には松岡君のその後は知るよしもなかった

しかし最近 ジーニアス松岡君が近くの駅を騒がせているらしい
松岡君が故郷に錦を飾り 立派な偉人になり帰郷 人生の勝者の駅前凱旋で野次馬でも出来たのかな と思っていたがそうではなかった
松岡君は有名企業に就職したが仕事のストレスで心を病み 仕事を辞め 最近 都会から帰郷してきたそうだ
ボサボサ頭の松岡君は虚ろな目でよく駅前に出没し 自動販売機横のゴミ箱をあさり 空き缶を手に持ち 缶に残った汁を飲む 空き缶を口につけ顔を上げ 残り汁を吸う奇行を行う松岡君は不審者としてまた有名人になった
松岡君は近所の小学生からは「妖怪や!」「空き缶に小便入れてみよ」などと言われ 通行人からの善意の通報により度々パトカーで連行されるのを僕は目撃した

ジーニアス松岡から妖怪「空き缶吸い」に変貌した松岡君
人生は本当に何があるかわからない。

去年の十二月の雪の降る夜 僕がいた 木枯らし吹きすさぶ様な熱気の欠片もない 場末のスナックに。
田舎町のスナックは総重量約150キログラムの牝トロル2体をホステスで働かせても そう潰れることはない ママの顔が広ければ客が来る 田舎町ならではの人付き合いだ。

そしてこの場末のスナックにもクリーチャーが働いている
彼女の名はミズホちゃん ミシュランマンのようなボディをしたホステスだ 無駄に色白で何故かミニスカートを常時着用 太い足を見せつける バツイチ子持ちのクリーチャーミズホ。

僕はミズホちゃんが1度結婚している事に驚いたが 傲慢な接客態度にも驚いた 勘違いした不美人 自身を美しいと錯覚した立ち振舞いや仕草は僕をピンポイントで苛立たせる
ミズホちゃんの横で僕は水割りの氷をガリガリと噛み砕き イライラを募らせていた
しかし僕より苛立った男が目の前にいた それは一緒に来ていた知り合いのカンちゃんだった 風俗大好きプロレスマニアのカンちゃんは何故か荒ぶっていた
カンちゃんはミズホちゃんの事を「ヒョードル」と呼ぶ ヒョードルは人類最強の男 ロシアンエンペラーと称される総合格闘家だ ミズホちゃんは目と鼻がヒョードルにそっくりだからだ。

何故か荒ぶっているカンちゃんの苛立ちの原因が次の発言でわかっ
「ヒョードルよぉ お前見てたら この前 風俗であたったブス思い出してムカついてきた!」カンちゃんは怒鳴った
理不尽な怒りである やはりプライドの高い勘違いブスも黙ってはいない
「はぁ?私ブス違うし!」吼えるメスヒョードル 残念だが君はブスだ
「お前はブスでデブや!調子に乗んな!」カンちゃんは叫び席から立ち上がり ヒョードルを椅子から引きずりおろした
僕は目を背けた 暴力的な行為に恐怖したからではなく 倒れたミニスカヒョードルのパンツを見たくなかったからだ
カンちゃんはヒョードルの足を絡め取り 敬礼のポーズをし店内を見回し倒れこんだ
「ギャアアァァア!」叫ぶヒョードル そうカンちゃんはナガタロックをかけた プロレスラー永田裕志選手のフィニッシュホールドだ カンちゃんはプロレスマニアなだけあって白目パフォーマンスまで完璧にこなす
白目を剥いてプロレス技をかけるカンちゃん 泣き叫ぶメスヒョードル このバトル止めなくていいの?とスナックのママの方を見たところママはカウンターで他の客と接客をし見て見ぬふり ママも何か思うことも有るのだろう
僕は水割りを飲み煙草に火をつけた こんなもめ事 関わらない方が吉だ

カンちゃんは今年からこの田舎町の市会議院になった
趣味は風俗 女性にも平気でプロレス技をかけれる男が今「先生」と呼ばれている
ニセ永田裕志から市会議院に変貌したカンちゃん

人生は本当に何があるかわからない。
 

2015年11月28日土曜日

心のサプリメント

友人の音楽マニアの髭U君の仕事はデスクワークで運動不足に悩んでいた 運動をしなければとお風呂あがりにスクワットをしたところ 二十回を越えたあたりで足腰が立たなくなり 産まれたてのバンビ プルプル震えて脱衣場で動けなくなったそうだ
それを機に肉体を改善しようと毎日スクワット五回を行うという小さな目標を掲げ 寝る前にサプリメントを飲み 滋養強壮に努めている
エビオス錠にオットピンにマカEXと髭U君の飲むサプリメントは滋養強壮よりむしろ精力増強に力を入れている
「下半身の改善には男性器からやろ ヴィアン」と髭U君は独自の持論を展開した
少し納得しそうになったが やはり違うな うん 騙されたらいけない。
かくいう私もサプリメントを飲んでいる 亜鉛のサプリメントだ 亜鉛が味覚を良くするそうなので一応調理師の僕は常用している まあ煙草吸うから効果は無いんだろうけど。

勤務先のカフェのマスターは呑みに行った日の翌日は炭酸飲料で酔いを覚ます 朝 店に行くと寝癖のまま腐った目でレモンジーナを飲むマスターの姿をよく見る 寝癖頭をボリボリ レモンジーナをゴクゴク 血走った目で豪快にゲップ 二日酔い中年のお手本の姿で今朝も厨房に立っていた
「ヴィアン レモンジーナ土の味せーへんか?ちょっと飲んでみ」マスターは飲みかけのレモンジーナを僕に勧めてきた
マスターは歯槽膿漏で酷い口臭の持ち主なので僕は冷蔵庫を開き 新しいレモンジーナのキャップを開けて飲んでみた
最初にレモンのような味がした 次に追いかけてくる苦味 そして土の味  あらレモンジーナ土の味がする
レモンのような味 苦味 土の味 少年野球でのヘッドスライディング  口入ったグラウンドの土の味だ レモンジーナ ナツカシーナ

ホヤ貝で鍛えられた僕の舌もレモンジーナは土の味がした
マスターも土の味がするそうだ なら他の人ならどんな味がするか 手始めに店のスタッフに訊いてみた 目の鋭い綺麗な主婦Aちゃんはレモンジーナを飲んだことがないそうだが Aちゃんの子供は虫の味がしたそうだ
僕は驚き訊いてみた「虫って 昆虫の味って事?」
「そう昆虫の味らしいっす」Aちゃんは真顔で言った
子供 外で何食べてるんだよ 僕は何の昆虫の味知りたかったが訊かないでおいた 知ったところで食する事はないし。

次に可愛い女子高生スタッフのユリちゃんに訊いてみた「レモンジーナですか 私は苦いグレープフルーツの味がします」真剣な目を見ると僕の事をからかっての返答ではなさそうだ
何なんだよレモンジーナ 今度はグレープフルーツの味だとは
土の味だとか虫の味だとかレモンなのにグレープフルーツ味だとか よくわからない。
僕は昔から炭酸飲料が苦手だ ジュースなんて全く飲まない 世界中で人気のコーラなんて生まれてこの方5本も飲んだことがな
そんな僕が清涼飲料水の味を理解できるはずがない レモンの味がしないのだもの。
今日 店に来たエロフェイスのイタリア人フェデリコ(仮)が僕の作ったカプチーノを絶賛していたので僕の舌は悪くはないはずだ
Buono!Buono!

「ヴィアンさん レモンジーナ土の味がするならビタミン不足らしいですよ」とユリちゃんに助言いただいたので 僕はビタミンと亜鉛のサプリメントを飲んでいる

サプリメント なんて便利なんだ こんなにも便利な世の中だ これでレモンジーナの味も理解できる
そんな事はどうでもいいや
みぞれが降る今夜 肌寒いなんて気にしない 一人で寝るベッド 寒い心の隙間を埋めるサプリメントが欲しい 甘い恋愛を味わえるサプリメントが欲しい
欲を言えばラブポーションを所望したい オーバードーズ間違いなし。

2015年11月19日木曜日

襟を正して 立ちくらみ


仕事終わりにフラりとレンタルビデオを借りに行った ショップまでは車で20分 田舎町は不便だ ちなみに一件しか無いからね。

レンタルショップではギャングスター映画の特集をやっており 棚にはマフィア系のDVDが陳列されていた
ゴットファーザーから始まりスカーフェイスやフェイクやグッドフェローズが並んでいる
僕はジョン・ウー監督の「男たちの挽歌」 北野武監督の「ブラザー」が無いことに不満に思っていた
ジム・ジャームッシュの「ゴースト ドッグ」も並べて欲しいなとも思ったが またギャング映画と違うかな フォレスト・ウィテカーの静かで鋭い名演が見れる 良い映画です

ギャングスター映画なら僕は「デンバーに死す時」をオススメします 主人公 聖人ジミーはアンディ・ガルシア マフィアのボスはクリストファー・ウォーケン 殺し屋はスティーブ・ブシェミ 聖人ジミーの過去の仲間にはクリストファー・ロイド バック トゥ ザ・フューチャーのドク役で有名ですがカッコーの巣やアダムスファミリーでの名演を皆さんに知ってもらいたいですね
クリストファー・ウォーケンとスティーブ・ブシェミの共演する映画 僕にはそれだけで見る価値がありますね ストーリーもわかりやすくメリハリがあり 映画を見終わるとピカレクスヒーロー聖人ジミーが好きになるギャングスター映画の名作だと思います。

いかがでしょうか 初めて爽やかにブログを書けた タケシ・ヴィアンでございます
いつも面白いブログを書くつもりが只の下品な文を書いてしまう事を気にしておりました
このような映画の感想やオススメ はたまた僕は一応厨房を任される料理人 料理のブログを書いてみる方が読者の皆さま方に喜ばれるのではないかなと思う所存でございます

ではまずポモドーロの作り方を書きましょうか  サルサで作るのは材料費が高くなりますので フレッシュトマトを使うのではなく トマト缶を使いましょうか 僕はソルレオーネのトマト缶をオススメします・・・・
無理だぁ まったく書く意欲が起こらない 柔らかいおっぱいについて書きてぇ
 思春期の女性の乳房その硬さ及びフェザータッチで触れることへの重要さ ならば論文でも書ける気がするのに

如何せん 料理のブログ等は書く意欲が起こらない 書いたらウケるのではないかなと思いつつ。
昔からそうだ真面目に出来ない性格 こればっかりは治る気がしない 真っ直ぐな道でも横道にそれる性分は35歳なった今でも続いております もう手遅れですね。
上半身はピリッとスーツ 下半身は丸裸  お葬式でノーネクタイ紅白のスーツで身を包むようなスタイルは残念としか言いようがございません。

僕は思い出す 小学生の時 渡された通信簿 備考に書かれた「成績は優秀だが性格に難有り」的中してます。
ヒステリックな担任の先生 先見の明あるね 。

2015年11月15日日曜日

続 まぶたの君


ゴダール監督の映画「勝手にしやがれ」のワンシーン 主人公のミシェルが盗んだ高級アメ車を走らせている 路傍にヒッチハイカーの女性が立っている ミシェルはそのまま走り去る
 理由は次の台詞でわかる「両方ともブスだった」
酷い台詞である 可愛ければ乗せていた とも受け取れる
容姿が美しいだけでもてはやされ 心の優しいブスが冷遇されるのは何時時代も変わらない

僕の知り合いにトモちゃんという 女の娘がいてる お多福フェイスなレディーだ 下膨れなおかめフェイスは平安時代なら美しさの頂点だ 時代が時代なら蝶よ華よなのに 産まれてくる時代を間違えたね。
僕の親友Yに言わせると「後ろ姿は良いから 韓国に行って整形しておいで」だ
こんなにも失礼な言葉を投げられても 上手に受け流し笑顔で受け答えの出来るトモちゃんはたくましくて気丈だ。

トモちゃんが仕事終わりに駅まで歩いていたところ 後ろから車がゆっくり近づいて来て「なぁ お姉ちゃん どこ行くん?」助手席から声をかけられた
トモちゃんが振り向くと「アカン ブスや」心ない言葉を吐き捨て 車は走り去った
ミシェルよりも下衆な言葉 トモちゃんはヒッチハイカーでもなく歩いていただけだ 映画のワンシーンよりも酷い現実 そんな話を面白く話せるトモちゃんを僕は人間的に好きだ。

明るく優しいトモちゃんにも悩み事があった それはプックリ膨れたまぶた インファイター系ロートルボクサーみたいな一重まぶたを気にしていた
デブな女の娘に「痩せたら可愛い」のような失礼な軽い慰めの台詞のように「トモちゃん 二重にしたら可愛いって」と知り合いによく言われていた なんて上からで失礼な台詞だ
居酒屋で女友達にのせられて トモちゃんはアイプチをした ノリを塗り塗り 乾かして二重まぶたのトモちゃんがメイクアップされた
二重まぶたのトモちゃんをプリティでキュアキュアと思ったのはその場にいた友人Oだけだった トモちゃんはただ二重まぶたになったトモちゃんだった 目だけで美しさがそう振れる事もない。
トモちゃんはアイプチ化粧 即席二重まぶたを気に入っていた しかし残念かな ウルトラマンよりも早く限界がきた カップラーメンが出来上がる頃には プックリまぶたの弾力が偽りの二重まぶたアイプチ化粧を弾き飛ばし 真実の姿にトモちゃんを戻した 僕はせめてシンデレラのように一夜だけでも二重まぶたでいれるように化粧品の更なる進歩を願った。

そんなトモちゃんにもシンデレラストーリーが訪れる 友人Oとトモちゃんがお付き合いを始めた 友人Oは男前でお金持ちだ
愛嬌美人のトモちゃんが掴んだ  男前との恋愛だ 僕は性格の良いトモちゃんが嬉しそうにしているのを見て 僕も嬉しかった
友人Oはハートロッカーだ(前記事「ハートロッカー」参照)キャバ嬢キラーでもあり 爆弾処理のスペシャリストでもある 不美人という仕掛け爆弾の解除のプロフェッショナルだ
トモちゃんが仕掛け爆弾の中の一人では?等と言うことなかれ 幸せそうに笑う彼女に誰がそんな言葉を投げ掛けれようか。
友人Oにはパワータイプのライオネル飛鳥系彼女がいてるのでは?等と詮索は禁物だ そんな事知らない 長い恋路への始まりだ 全ては愛 その一言でうまく収まる。

まぶたの君よ 祝福あれ。

2015年11月10日火曜日

まぶたの君


仕事の帰り道 よく利用するコンビニ いつもの店員 若い女子高生アルバイトがいてる
覚えたての化粧 あどけない田舎娘 美しくなろうと頑張っている不美人 僕は好きだ
僕は気になっていた それは淡い恋心ではなく その娘の目に惹かれていた
無理やりに一重瞼を二重瞼にする 彼女の目に惹かれていた いやむしろ引いていた

慣れない化粧 違和感のある眼 アイプチなる化粧方法 無理やりに二重まぶた 加工された目に貼りついているテープが隠しきれていないのがありありとわかる 魔改造された瞳が目立つ女子高生アルバイト。
違和感のある目に目立つアイプチテープ  髪の毛にホコリが付いてますよ感覚で僕は親切心で言ってみる レジでの支払いの際 時のあいさつをするように
「君の眼の二重まぶたにするテープ メチャメチャ目立ってるよ  剥がすか巧く張り付けるかした方がええんちゃう」
「何がですか?」女子高生アルバイトは魔改造した目を泳がせ 目線をしたに落とす
「いや 貼ってあるそのテープ」
僕は加工二重を見ながら言う
「何の事ですか 失礼ですよ!」
ガサガサと煙草とヱビスビールを袋に入れながら 女子高生アルバイトは怒り気味だ
「何がって そのテープの事やって」
「何の事ですか 失礼ですよ!」
女子高生アルバイトからはまた同じ返事 偽二重まぶたの事は触れてはいけないみたいだ 僕のデリカシーの無い親切心もこれにておしまい
これ以上訊いても無駄だ 壊れたラジオのように同じく言葉を繰り返すだけだと 僕は商品を受け取り店を出た。

一重まぶたより二重まぶたの方が良いという風潮に僕は疑問に思っている
女優 夏目雅子さんは絶世の美女だし 吉高由里子ちゃんは綺麗で美人だ 共に一重まぶたですよ

無理やりに二重まぶたに整形や加工しなくても良い僕は思う 個々個人にあった飾りかたで良いのではないかな
目も大切だけど 容姿の美しさ格好良さの規準はバランスだ 調和された全体が決める それは断言できる そして僕が証明もできる
僕は「目だけは綺麗ですね」「無駄に大きい目でまつ毛長くて良いですね」と失礼な言葉を混ぜながら目を誉められる事が多い
では問おう 目だけは綺麗な毛むくじゃらの濃いアラブ人フェイスのタケシ・ヴィアンになりたいかと?
答はノーだ 書いてて悲しいが答はノーだろう。

目だけブラッド・ピットでも意味無いし鼻だけジョニー・デップでも格好良くは無い むしろ滑稽に映るかもしれない
自分の容姿に対する努力は必要 そして人は中身ですよ

僕のような容姿に劣等コンプレックスを多く持つ人間は 中身で勝負しなくてはならない
しかし 僕の中身は穢れ汚れで満たされていて大半をエロスが占めていた 不純の塊。

僕はブログを書き終え
「どうしようもないな」と呟いた

2015年11月1日日曜日

失敗は言い訳の父


「酔いどれ人生」「はぐれ雲スタイル」「やさぐれ中年」「千鳥足ライフ」と称される僕ですが
高校 大学とスポーツに汗を流し青春を爽やかできらびやかなスクールライフを謳歌していた
「友情」「勝利」「努力」ポリシーを胸に掲げて少年ジャンプの主人公のようにスポーツに熱く燃えていた。

やはりブログの読者の皆さまはお気づきでしょう嘘です 嘘でございます。
本当は「怠惰」「快楽」「軽佻」と大切な青春を半分腐りながらクルーズしていた
 アルバイトに明け暮れ 汗を流すのは嫌 スポーツなんてもっての他 冷たく冷めきっていた。
しかし残念かな僕の所属していた部活は体育会系の武道系 ガチガチに固められた縦社会 不真面目は許されない 熱血ジェイソン・ステイサム似の元DQNコーチに指導というなの鉄拳制裁で真面目に矯正させられる。
適当な幽霊部員スタイルの僕は元ヤン熱血コーチに執拗な指導を受けていた
 武道系の練習は暴力に直結する 練習は鉄拳制裁なるリンチにかわる。
それは仕方がないことで武道系で不真面目ならば叩かれるのは当たり前だ 真面目にスポーツに打ち込めば良いだけだからだ。

武道系の縦社会に属したならば少しの理不尽な出来事も耐えれる そして言い訳などもっての他 言い訳なんて男の子として格好悪いし 口答えや言い訳はリトル・マイクタイソンと称される監督の逆鱗をピンポイントで刺激し 拳や蹴りの雨あられ 熱血指導で不真面目を真っ直ぐ真面目に矯正していただける
タイソン監督 DQNコーチのありがたい指導を受けても不真面目を貫き通した僕は心底歪んでいるのだと自覚しております
 いや熱血指導がさらに僕を歪ませたんじゃないかな。

肌寒くなってきた秋の夕方 僕はマヨネーズを作っていた 軽快に回るハンドミキサーの音
 それを厨房のスタッフKの声が遮った「ヴィアン君 小麦粉に虫が涌いてる メチャメチャいてる」
あらデシャブかな 前にもこの台詞を聞いたような
そう厨房のスタッフKはまた小麦粉の容器の蓋を閉め忘れ大量の虫を発生させた(以前 スタッフKが小麦粉に虫を発生させた話しは過去の記事参照「Cock Cheese ブルース」)
25㎏の小麦粉 大量の虫入り 響く店のマスターの説教というなの罵詈雑言
「ちゃんと閉めたはずやのに なんで隙間空いてたんやろ」暴言の雨の中 Kは言った
その発言が暴言の雨を嵐に変える 「閉めてないから虫が涌くんやろが!」説教の暴風雨は勢いをました
僕は何事もないようにハンドミキサーのスイッチを入れた いつもの事だと呟いて。

僕の経験上 仕事出来ない人達は繰り返し同じ失敗をする そして言い訳をする 
「間違えました すいませんでした」の二言が言えない人達だ
厨房のスタッフKはその道のプロフェッショナルといっても過言ではない。
昨日 魚屋で冷凍された烏賊を買ってきた 僕はKに明日の昼頃にイカを捌くので解凍しておくように頼んでおいた
そして今日の昼過ぎ冷蔵庫を開けるとイカが解凍されてなかった  「おい イカ解凍するの忘れてたんか?」洗い物をしているKに訊いた
「今からイカ解凍するつもりやった」少しキレ気味に返事が返ってきた キレたいのはこちらの方だ 今から解凍したら何時になるかわからない 下手な言い訳は僕の怒りを加速させる 怒号が飛ぶ厨房裏の昼下がり。

スタッフKは仕事終わりに厨房の洗剤を補充する 1斗缶に入っている洗剤の原液を容器に入れて希釈する
Kは毎回原液をこぼす 地面はヌルヌル ペペローション状態だ
「洗剤もったいないし 滑ると危ないやろ 横に置いてあるじょうご使って入れてるか?」僕はじょうごを指差し Kに訊いた
「何これ ラッパの先っちょみたいなヤツ」じょうごを知らない返答をありがとう 真横に置いてあるのに使わないとは 使って入れろと教えてもらったはずなのに
「じょうご使えよ 缶から直接 入れたらこぼれるやろ」僕は1斗缶の上にじょうごを置いた
「コツつかんだから こんなの使わなくていける」じょうごを元の場所に戻し Kは缶から直接容器に入れた やはり洗剤をこぼし 自分の足にかかるほどに洗剤をぶちまけた そして僕は怒りの言葉をKぶちまける。
「いつもは溢さずに入れれてるのに」ヌルヌルになった足を見ながらKは言った。
ここまで来ると言い訳では無く 嘘だ 今回は失敗したみたいな言い方 止めてくれるかな。

忙しいランチタイム 有頭エビフライのランチが六人前注文された 一人前で2匹の海老が付いている
六人前なので12匹だ 6×2小学生低学年でもイージーだ
スタッフKは海老を揚げ始めた 僕がランチ皿を完成させかけた頃 
「あぁ!海老一匹揚げるの忘れてた!」Kは叫びをあげた。
お前があげるのは叫びではない海老だ  早く海老を揚げろ 料理の完成が遅れる 忙しいランチタイム中 厨房でミスをしてはいけない スタッフKは急いで海老を一匹 フライヤーに入れた。
六人前のエビフライランチを提供し 揚げ皿を見ると一匹海老が残っていた  何コイツ 計算出来ないの?
「海老は原価高いから揚げるの失敗するの気を付けろよ」僕は呆れながらスタッフKに言った
「最初に揚げた数であってた 間違えてない!」Kは僕に熱く訴えてくる。

僕は悟った 間違えて失敗をおかすのではない スタッフKは最初から間違えているのだと 
そして僕は壊れているものは無理に治そうとも思わない主義だ 怒られながら生きていきなさい。
言い訳のプロフェッショナルの言葉をブログに書いていくとキリがない そして妙に疲れる。

男の子が言い訳しても良いときは「浮気がバレた時」だけだと わからない男性が多すぎる やれやれだぜ。

2015年10月12日月曜日

毛と黒の革命


容姿に対しての劣等感 劣等コンプレッスクは誰にだって有るはず
そして残念な事に僕は人より多く悲しみのギフトを神様からいただいた やだー もー。

僕の数あるコンプレッスクの中の1つ「毛深い」事をお風呂上がり鏡の前 ソヨソヨたなびく胸毛を見て悩んでいた
僕自身は「もっと胸毛増えないかな」とも 思ったりするのだが 毛深い男性を嫌う女性が多い
この世の中 毛深い体毛はハンデだ モジャモジャよりツルツルの時代。
「毛深い体毛はチャームポイントだよ」そう叫べる強靭な精神力は僕にはなかった。

知り合いのケイジという男は僕よりも毛深い  毛深いレベルがあと三段階レベルアップしたならば水に浮くのではないか と僕は思っている。
ケイジは男前なのだがモジャモジャだ 腕毛は毛が生い茂りウルヴァリン 足は毛に覆いつくされ黒いニーソックス状態 細い胸板で漏斗胸 乳首の周りの胸毛は昭和の凧ゲイラカイトを彷彿とさせる。
お風呂で髭を剃り そして朝起きてもう一度髭を剃る 二度剃らないと電気シェーバーの刃が入らないからだ そして毛イジ いや ケイジは夕方になると青々と髭が頬を覆う 永遠の巨人軍 長嶋茂雄リスペクト状態になる 夕方ミスターだ。
身だしなみ髭の手入れも手間がかかる 毛深い男性は清潔感の維持も大変だ。

昨日は田舎の秋祭り 地元のまつりはどうでもいいが 僕は岩手県 黒石寺の蘇民祭を応援している
そう数年前 蘇民祭のポスター裸の男性の胸毛がハレンチ 女性に不快感を与えるとして掲示を拒否される出来事があった
男性の胸毛が不快感を与え 女性にセクシャルハラスメントに該当する恐れがあるだと アンディー ガルシアも胸毛はモジャモジャだ アンディーならセクシーだとか言い出すんじゃないの?

背景に人物 構図に色使い 熱気溢れる蘇民祭を表す最高なポスターではないでしょうか
そして僕はポスターの胸毛男性を同じモジャモジャ仲間として一方的に同士だと思っている 勤務先のカフェにポスター貼りたいほどに。

毛深い男性がモジャモジャな容姿で不利不利益を被らないよう 「毛玉系男子」「熊系男子」「濃いモジャオヤジ」等の異姓からの好意を受けるブームが来ることを願っている
一過性なものでも良い 徒花でも良い 毛のレボリューション
「毛深さはチャームポイント」クールに言える素晴らしい時代が訪れる事を。

2015年10月8日木曜日

アンタッチャブル兄弟

好奇心は人を成長させる 常に僕はそう思い 行動してきた
だがしかし 綺麗な花や雄々しい大樹でも無い僕はアスファルト生まれの雑草スタイル踏んじゃって踏まれてナンボ
 稲のように強く実りたく 興味深い虎穴に入いっても 虎児を得られず の方が多かった
敗北だらけ しかし好奇心過多の僕は傷だらけの前進 そろそろ勝利の味を知りたいのですが 神様プリーズ。
現実はディズニーアニメーションの不思議の国のアリスやヤン シュバンクマイエルのアリスみたいに好奇心は強く動かない。

世間ではスーパームーンだと皆 騒いでいた 僕は月が昇るまで厨房で騒がしくしていた
夜空に興味もない僕もスーパームーンならと仕事場の駐車場 くたびれた首を上げ夜空を見上げた やっぱりね 残念です どんよりした曇り空  お月様なんて見えやしなかった たまには照らされたかったのに。

スーパームーンで僕は知り合いの兄弟を思い出した
 兄弟そろって整骨院を経営しており腕が良い整体師で有名ではなく 田舎町の不良達の中で極悪で有名な二人だ
 そして重量級の柔道経験者の元ヤン 喧嘩の強い武道経験者のDQNは一番始末が悪い。

何故 綺麗なお月様でその兄弟を思い出したかって?
二人とも綺麗なスキンヘッドだからだ 頭の形 光に艶 共に美しい 三拍子揃ったスーパースキンヘッド兄弟だ。
僕が今までみた中で一番綺麗なスキンヘッドで7つ集める事が出来れば1つ願いを叶えるシェンロンが呼び出されるくらい 輝くスキンヘッド
「探そうぜ!DQNボール!」
と歌われるくらい興味をひかざるをえない。
かつて僕もその綺麗なスキンヘッド 一星球と二星球に触れ ピカピカを撫で撫でしたいと思う好奇心に駆られた事が有る
だがそれは出来ない DQNボール兄弟のスベスベに手を出すとボコボコにされるからだ 冷たいアスファルトに気絶するまで投げられ 黒塗りのS600で連れ去られる 僕は何度も耳にし目撃もしている。

子供の時分 綺麗なホログラムシールやキラキラ輝くビーズ ピカピカ光るイルミネーションの様なノスタルジックな興味をそそるスキンヘッド
それはヤンキー深海の提灯アンコウ キラキラへの好奇心は餌 近づいてはイケない もちろん触れる事など論外。

僕は毎年 二回くらいスキンヘッド兄弟の美しい頭に触れ 殴られ投げられ連れ去られる事案を耳にする

まったく人の好奇心や欲望は罪深い アンストッパブルだ 一緒に成長しますか。

2015年10月2日金曜日

魅力ある球体


拝啓 親愛なる読者の皆様
僕は今日 柔らかいモノに触れた いや 揉んだという方が正しいかもしれない
それは柔らかい球体で 丸く温かい 触った僕は和やかに そして多幸感に包まれた ホワホワ ヘンプの煙のように
それの感触は万人誰もが嫌いではないだろう。

なんとなく僕の性格がわかってきた このブログの読者は感づいたのではないでしょうか?
柔らかいそれとは乳房の事かと あえておっぱいとは記さず 乳房の事だと。
残念です 乳房ではございません
柔らかいそれとは猫の肉球でございます ブニブニあれ最高です
しかし悲しいかな僕 猫アレルギーなんですよね
さすがも僕も「おっぱい揉んで嬉しかった」なんてブログを書きませんよ あまりにも悲しすぎる まだそこまで堕ちてないはず。
今よりも更に僕が堕ちて 悲しみの釜の底に到達してしまうのなら桃色の蜘蛛の糸 誰か垂らしていただけませんか?カンダタにはなりませぬので。

真ん丸とした中秋の名月 月夜の下  乾いたアスファルトをコツコツ イタリアンを経営する友人Fと目的地まで僕達二人は闊歩する
そう真ん丸とした柔らかい球体を触れに いや揉みに行く無論お金を払って揉みに行く。
目的地とはセクシーキャバクラだ おっパブ等とも称される お金を支払っておっぱいを揉むと言う 女性が男性を蔑む行為の1つだ
お寿司屋で美味しい雲丹を食べ ヒレ酒に酔いしれた僕らは蔑まれてもかまわない イタリアンFはギャングスターの様な悪い笑みを浮かべながら足早にセクキャバに向かっている ある種 欲望に真っ直ぐな僕らの背中は男らしく映るのではないでしょうか

五分後 僕の隣には顔面偏差値20のセクキャバ嬢が配置されていた
「まあ 揉み来た訳ですし」薄暗いキャバクラのソファーの上 僕はうつ向き自分に言い聞かせるように呟いた。
目の前の席ではイタリアンFが可愛いセクキャバ嬢と笑ったり揉んだりしている 天国と地獄だ

僕の隣の顔面偏差値20のセクキャバ嬢は愛想が良かった それだけが救いだが何故か眼帯を左目にしていた エヴァンゲリオンの綾波意識はもう古いはず
デリカシーの欠片すらない僕は率直に訊く「その眼帯どうしたん?彼氏からのDVやろ?」
左頬を少し腫らした 偏差値20のセク波レイはハッと慌てて 驚きの顔を僕に向けた。
そしてすぐに取り繕い笑顔で言った「そんな事どうでも良いじゃないですか さあ 揉みましょう」とペロンとおっぱいをさらけ出した
質問の答えに「おっぱいを揉みましょう」と返されたのは生まれて初めてだ
そしてペロンと小振りなおっぱいが僕に向けられてる。
沈黙の僕を尻目にセク波レイは勢いで話題を変える「上に乗っても良いですか?」僕の返答を待ちもせずにライドする 「本当は駄目なんですけど」とノーパンになりサービスしてくれる 見たくもない僕はまったく嬉しくない サービスの押し売りノーサンキューです。

怪我口は眼帯で隠し おっぱいはペロリと そして女性器はさらけ出す 隠す所間違えてはいませんか?とも思ったがこの場では間違えてはなかった。
目の前でイタリアンFはひっくり返った蛙の様な体勢でセクシーなキャバクラを満喫していた
時間を延長する とイタリアンFは満面の笑みで言ったので 延長料金を払うため煙草の下に一万円を置き トイレに行った。

ご存知ではない方がいると思うので補足をセクキャバ キャバクラなどはその女性を指名し指名料金を支払わないと横に座る女の娘が変わっていくシステム。
トイレから戻った僕は延長料金を払おうとハイライトの下の一万円を渡そうと思ったが消えていた そしてセク波レイも消えて居なかった 僕はまた財布から一万円を取り出し延長料金を支払った
脱出系のトリックではなく 窃盗系でクライムだ
何時も男は騙されたら良い 僕はそう思う 問い詰めたりもしない。

顔面偏差値20の手癖の悪いセク波レイだったが スケベな僕は三回揉みくらいしていた「おっぱいを揉んで嬉しかった」とやはりブログには書きませんが
おっぱいを揉んで悲しかった稀有な例を記す 敬具

平成27年 10月2日 タケシ・ヴィアン

2015年9月30日水曜日

お祖母ちゃん子なベイダー卿


先日 世間は大型連休でシルバーウィークと言うのですね 厨房で籠りきり外の天気もわからない位の社蓄の僕にはやはり関係なかった グレーワークは祝日ほどブラックに近づくので。

敬老の日 僕は亡くなった父方の祖父を思い出した 
沢山の思い出があるはずなのに真っ先に思い出したのは「かっぱえびせんと日本酒の剣菱」だった おじいちゃんはかっぱえびせんをつまみに剣菱を呑むのが好きだった お酒とつまみのイメージが強すぎる祖父
酒飲みのDNAは脈々と受け継がれてます 安心してください 呑んでますよ。
そして祖母に何か贈り物でもと思ったのですが 何もせずに過ぎていきました おばあちゃん子の僕なのに最低だ まったく僕らしい。

僕の親友Yもおばあちゃん子だ
親友Yのリビングの壁にはレコードが飾ってあり
左から トム ウェイツの「土曜日の夜」ワンダ ジャクソン ヴェルヴェット・アンダーグラウンド そしてスクリーミン ジェイ ホーキンス「Frenzy」と並んでいて 中々のお洒落な雰囲気を醸し出している。
ワンダジャクソンとスクリーミンジェイホーキンスのレコードは僕が世話になっている親友Yにプレゼントしたもので飾るくらいに喜んでくれたと嬉しく思っている ワンダ・ジャクソンのレコードは赤盤だ 大事にしてね。

おばあちゃん子の親友Yはスクリーミンジェイホーキンスのレコードの横に祖母の写真を額に入れて飾ってある
丸眼鏡をかけた 細身のしおらしい感じのする着物を着たおばあちゃんの写真だ。

キャバクラ帰り 友人Oと僕と親友Yが反省会と称し親友Yの家で酒盛りをしていた
親友Yは少し落ち込み 機嫌が悪かった お目当ての芸大生のキャバ嬢が先に友人Oにファックされていたからだ キャバ嬢キラーこと友人Oはキラーしてあたりまえだ仕方ない。
親友Yは悲しみのマリアッチを流し込み「Oの後は無理や」情けなさを呟く
「別にええやん 後からしても」友人Oは勝者の風格 パイオニアはスマホをポチポチ吐き捨てた。

酔うと脱ぎ出す友人Oはもう半分リプレイのジーンズから尻を覗かせている 半ケツ状態 酩酊間近だ。
トロンとした目で額に入れて飾ってある親友Yの祖母の写真を指さし言った「Yのおばあちゃん スターウォーズの金色のロボットに似てない そうやC-3POにそっくりや 金色に塗ったらおばあちゃん完璧にC-3POや!」
「アホかお前は!何がC-3POや!」おばあちゃん子の親友Yは激怒した。
それは怒る 大事に飾ってある祖母の写真を半ケツ状態の酔っ払いに指さし笑われたなら怒るのはあたりまえだ
亡き祖母をスターウォーズの金色おしゃべりロボット扱いされた親友Yのフォースは緑から赤色へ  シス友Yが誕生した。

フォースに導かれたように僕は壁に飾ってある写真を見てみた
あらそっくり 友人O発言はいい得て妙だ 金色にしたら完璧も頷ける  C-3POの型違いかと思うくらい
怒れるシス友Yの暗黒面に堕ちて行く様子を尻目に僕は爆笑した。

後日 親友Yの家に行くと額に入れて飾ってあった祖母の写真は撤去されていた。
それから僕はC-3POを見る度に親友Yの祖母を思い出すようになった 小さなと笑いと共に。
スターウォーズの新作エピソード7を映画館で観るときに思い出さないか心配だ
 映画館で笑いを我慢しているエロジェダイが居たらそれは僕 優しく身見守ってほしい。






2015年9月26日土曜日

ハートロッカー


僕は厨房の天井を見上げて呻いた 嗚咽にも似た か細い叫びだ
数年前の後悔の念が僕に呻き声をあげさせる
過去の思い出がフラッシュバックし僕が呻きをあげる

理由は高校時代の女の知り合いと飲み屋で出会い ノスタルジーを燃料にして夜のフライトに二人旅立ち ピンク色の宇宙遊泳 喘がし発射 朝日を見た日の出来事のせいだ。
簡潔に言うと昔の知り合いの女の娘に出会い 懐かしく妙に盛り上がりファックしただけの事です
「それなら別に良いじゃない ラッキーラッキー」等と思うことなかれ この話の大事な所は高校時代の知り合いの女の娘が瀬戸内寂聴によく似ていると云うことだ
妙にプライドの高い僕は ちょいヘチャ女とのファックを後悔している
酔っていたから ノリでなどは通用しない 後悔と股間は先には立たない 結果だけが残る そして時たまフラッシュバックし呻く後悔と。

その出来事を親友Yに面白おかしく報告した所 皆に言いふらしやがった 糞がぁ!
田舎町の噂は広まるのが早い 次の日僕に一本の電話が鳴った
それはリンゴ姉さんからだった 勿論リンゴ姉さんというのはあだ名で椎名林檎に似ているから呼ばれているのではなく ハイヒールリンゴ姉さんの方だ
リンゴ姉さんは田舎のホステスで元ヤンレディースだ
「ヴィアンよぉ Yから聞いたけどよ ブスとヤったんやって」ドスの効いたニューハーフボイスだ
「あんまり そんなんとヤんなよ ブスが調子にノルやろ 調子にノラせるな!」雌なのに雄の声だ 恐ろしい。
しかし 言い訳させていただきたい 瀬戸内寂聴にそっくりなあの子は高校時代 異性から凄く人気が有ったんだから。
ヘチャムクレとのファックは後悔が何年も尾を引くし チャンプロードレディーに恫喝される 自業自得だが危険だ。

僕の友人Oは男前だ 女性に良くモテる 父親は介護施設を何軒も経営していてお金持ちの息子だ そしてキャバ嬢キラーとの通り名をもっている
異性とのデートはマセラティで迎えに行き 馴染みの和食か高級フレンチかイタリアン はたまたアクアリウムリストランテ 次は馴染みのバーかBAL そしてスイスホテルでインアウト 夜のインアウト
友人Oの異性をおとすキラーシークエンスは成功率100%に近い

友人Oは数多の女性を手込めにしている 選びたい放題なはずなのだが彼女はパワータイプのライオネス飛鳥系女子だ お世辞にも可愛いとは言えない
「あいつは顔面ブスやけど心は天使なんよなぁ」と真顔で言っていたので美醜の区別はついているはず。

ハートロッカーな友人Oは凄腕の爆弾処理班のエースでもある
多人数や少人数のコンパや飲み会でいる不美人達。 美人を引き立たせる為の仕掛け爆弾を処理する
いいタイミングで連れ去り 二人密室で対峙し ピンク色の爆弾を爆発させる
これは無理だろと思うような爆弾を友人Oは尽く処理する その背中を僕は多々見てきた むしろ望んで爆弾処理をするふしがある
イケメンOに処理されてきた不美人達はいつも嬉しそうにしている

僕は嬉しそうに笑う仕掛け爆弾を見て 友人は処理と言う名の救済なのかと思う
爆弾処理をする友人Oの強靭な精神力が僕には必要なのかと思ったが 爆発を処理しなければ良いことだ
僕はフラッシュバックして呻くのが似合いだ。

解除された爆弾達よ 油断する事なかれ
 女性からモテモテの男前Oの周りにはいつも数人の女の影がちらついているのだから。

2015年9月22日火曜日

サマーヌードな聖なる地


「モグラは穴を掘って太陽を探している 時に地上にたどり着くが 太陽を見たとたん目は光を失う」
映画「エル・トポ」の冒頭の台詞である
憧れが目を焦がす そして光を失ってしまう。

僕はワクワクしていた 遠足の前日の小学生 はたまた中学生の初めてのデート前の様な訪れる期待を楽しみにしている
「何をドキドキして待ってるんだ エロ中年」等と言うことなかれ
来る9月26日 そう日本のホーリーマウンテン高野山でチャリーティコンサートが開催され 敬愛する吉井和哉さんが出演するからだ
それはそれは思春期から今の今までイエローモンキーファンの僕にとっては歓喜しかないのである
叫びまくるぜ!ロビーン!ヤバイぜロンスン!

僕の親友Yも同じくイエモンチルドレンだ 経営している理髪店を休み コンサートに出動する予定だ
建前上「友人の結婚式に出席する」と従業員に言ってあるそうだ
「もし機会が有れば 吉井さんなら尻の穴 貸してもええ そのつもりで行く」親友Yは前も後ろも隙の無い発言をしていた 興奮のベクトルは未知の方を指している

そして私 タケシ・ヴィアンは26日 休むのを保留にされている身だったりする
スケベで髭もじゃアラブフェイスの僕だが一応 厨房を任されている
僕が休むとなれば マスターは昼で店を閉めたり 臨時休業をする時がある そして二日分の料理の仕込みを頼んでくる そうなると僕がフル稼働のフル過労だ
土日は稼ぎ時だ  さすがの僕も休むのは気をつかう しかし今回ばかりは休ませていただきたい
身内を亡くならし告別式だと言い休むのは気がひけるし 田舎町だと嘘だとすぐにバレる
過去に働いていたサイコパスガールN山ちゃんは休日予定の日に店のスタッフが足らず 無理に出勤させられ「この店 火事にならないかな 誰が放火してくれたらいいのに」とサイコパス全開な発言をしていたが 紳士な僕はその考えには賛同できない。

吉井和哉 トム・ウエイツ デヴェンドラ・バンハート僕が生きている内に会いたい人達の一人がコンサートをする
ならば 行かなくては 仕事を休んでまでも そして幼い頃の登り棒 気持ち良かったかどうか訊かなくては 勿論 吉井さんなら気持ち良かったと言ってくれるはず

26日 僕は憧れに会いに行く予定
憧れが身を焦がし 僕は光を失う事はなくキラキラ輝けるはず

26日 僕は風邪をひく予定 ゲフンゲフン。

2015年9月19日土曜日

僕と幻想のフェチズム


昔に僕は文豪には足フェチが多いと教えて貰った事がある 文豪 谷崎潤一郎は足に対しての執着 性的な描写の作品まである
中上健次もそうだと言われたが「愛のような」があるから手首フェチじゃないのか?と 思ったが他人のフェチズムはどうでもよかった。

僕は小学生高学年の頃に飛行機に乗り 沖縄県へ旅行に行った
行きの飛行機の機内 美しいスチュワーデスさんが僕にジュースをついでくれた「ありがとう」とお礼を言おうと斜めに首を上げると
オレンジジュースを注いでいるスチュワーデスさんの半袖の隙間から腋が覗いた そこにはたわわに腋毛が生えていた サワサワと
幼かった僕はいけない物を見たように目をそらした そして何故かドキドキした 思春期前の性の芽生えだったのだろうか
二十余年前の出来事を僕は鮮明に覚えている
月日は流れ 僕も成長していく 映画「バルスーズ」で美しいジャンヌ・モローの腋毛を見ても何も興奮しなかった
過去にお付き合いしてきた彼女達の腋の綺麗なラインを見ても興奮はしなかった
多分 僕は腋 腋毛フェチではないと思う
モノマニアなフェチズムに満たされ得られるエクスタシー!
その恍惚一度経験してみたいと思ったが 快楽と誘惑に弱い僕は「人間をやめるぞぉ!フェチィイイイ!!!」ヴィアン ブランドーになり 太陽を避け 更に日陰の人間になりかねない
ノーマルで良かった まだ人間のカテゴリーに属したい。

昨年の秋口 少し肌寒くなってきた時の出来事 何時ものように出勤しエスプレッソをアメリカーノで飲んでいた すると食洗機の方から声が聴こえた
ボソリボソリ声の方に振り向くと小柄で痩せ細った女の娘が立っていた 小さな声は僕への挨拶だった
「今日から....働く事になりました.....川口です..よろしく....お願いします」
「あぁよろしく 伊集院タケシです 今日からよろしく」僕はスタッフとの初めての挨拶は偽名で行うという小ネタを仕込む なんの意味もないのだが。

「マスター 大丈夫かな川口さん 接客するの厳しいと思うで」僕は不安を口にした
「職安から来る奴 ろくなのおれへん 何がハローワークや!」マスターは少し怒っている
雇ったのはマスターだ 苛立つなら雇わなければ良いだけだ

川口さん短大生だそうだがかなり老けてみえた 化粧もせずノーメイク ガリガリに痩せスケルトン アンデッド系女子だった
僕の不安は的中し 一時間後ホールからマスターの説教というなの怒号が響いていた
女 子供 小動物には強いんだ と豪語するマスターは働く初日の女子スタッフにも容赦なしだ
「ヴィアン あれアカンな ガイコツよ」夕方にはマスターは川口さんの事を骸骨呼ばわりしていた
「一ヶ月位は見てあげないと 飲食店は初めてや言ってたし」僕はスカルガールをフォローする

厨房で僕は小気味良いリズムで玉ねぎをスライスしていた
ボソリボソリと横から声が聴こえる「ヴィアンさん....お皿...ここでいい..ですか?」
横を向くと川口さんが両手にお皿を持ち 上の棚になおそうとしていた スカルガールは背が低く両手を高く伸ばす そして半袖から腋が覗いた そこには腋毛が生えていた
ごま塩なら許せた ユラユラ昆布のように腋毛生やす事は許されない 羞恥心のない不美人は不快でしかない

僕はすごく気分が悪くなった 車に轢かれた犬の死骸をみたような
何なんだよスカルガール スウェーデン人に憧れてるのかよ
剃ろうぜ そして化粧もしようぜ。
幼かった頃の綺麗ではない思い出が汚れた気分 性的なフェチズムには恥じらいや美しさが必要だ
あの美しいスチュワーデスと機長がお付き合いをしていて 羞恥プレイの一環として腋毛を剃らずに勤務してたとしたら なかなか機長センスあるね
そんな下衆の勘繰りができる人間に僕は成長しました
今の僕ならドキドキしないね
そしてドキドキもされないね 悲しい。

2015年9月12日土曜日

不死鳥ヴィアン


老人ホームで働くOちゃんとコンビニで出会い 少し話をした
やはり介護職は大変らしく 毎日クタクタだそうだ そしてOちゃんは一人の老人の話を僕にした 偉業を成し遂げ余生を老人ホームで過ごす男性の話ではなく ドスケベな老人の話しだった エロ老人は女性介護士にセクハラ そして入居者の女性を口説く 施設の問題老人

Oちゃんの曰くスケベな人間は死ぬまでスケベ
「そういう人が一番疲れる」顔をしかめうなだれた。
僕はその話を聞いて 老後を心配した 私めも好色系サイドの人間 エロ中年だからだ
介護施設に入居し若く可愛い介護士に排泄の世話をされたとき時 嬉しさ半分 恥ずかしさ半分 性欲が渇れずに残り 勃起でもしてしまったら「フェニックスヴィアン」「シルバー性ント」「枯れ木」などの不名誉なあだ名を付けられかねない それは嫌だ
そんな事になるのなら僕は名誉ある死を遂げたい そして鳥葬して欲しい。

そして僕より 老後を心配しなくてはならない人を思い出した
それは勤務先のカフェのマスターだ  彼は性に対して貪欲で自称「絶倫王」だ
マスターは昔に酷い腋臭症のメンヘラ女とお付き合いをしていた
二人の休日の過ごし方は朝起きて一回 昼から夕方にかけて2回 夜から明日の朝にかけて三回 計六回はファックをするらしい
なぜ僕が知っているって?聞きたくもないのにマスターが教えて来るからだ 
僕はマスターという人間をよりクリアに理解してもらいたく 仲の良い女子スタッフに逐一 リークしている
女子スタッフの反応は「異常性欲者」「浮気してくれた方がまし」「もはや拷問」怪訝な顔で冷ややかな目線をマスターに向ける
しかしマスターは「七回越える時もある」と性豪アピール
絶倫王は人の目を気にせず突き進む

厄年を終え 45歳を迎えたのマスターは出会い系サイト&ソーシャルネットゲームを多用しネットの海を冒険する中年バイキングだ
そして出会い系サイトのプロフィールに似ている俳優の欄に「ブラッド レンフロ」と書くほどナルシストでもある
実際は映画「シン・シティ」のイエローバスタードによく似ている
遭遇してみてみないとわからない ネットは恐いですね

出会い系のパイレーツ キャプテンマスターは冒険譚を僕に語る ネットの荒波にもまれ見つけたお宝の話を「アヌスにトイレットペーパーの付いていたバケモノ女の話」「乳首の伸びきったアトピーの女の話」「松雪泰子を騙る松本明子似の巨体ヘルス嬢の話」船酔いではなく僕は吐きそうだ  彼のお宝は僕にはゴミだ

可愛い女の娘と体を重ねてきた僕にとっては忌憚で奇譚にしか聞こえない そして聞きたくないんだよね。
彼は明日 冒険に出る 出会い系サイトで見つけた地図を頼りに群馬県へとお宝を探しに 情報ではバツイチ子持ちの不美人だそうだ 性欲は近畿を越え関東へ マスターの性は万里を超えるのではなかろうか
マスターが老い  介護施設に入居したとしても彼の冒険は続くだろう 後悔の航海へ 面舵いっぱいだ。

ヨーソロー!いってらっしゃい。

2015年9月6日日曜日

詰まるところの劣化版


夕方 知り合いのおじさんが店に来た その人も僕も同じで極悪フェイスだ
そのおじさんはロシアの連続殺人鬼 チカチーロに似ている
いつもコーヒーとサンドイッチを注文する
容姿で可愛い娘は得をするのは当たり前だが 恐い顔の人が得をするのは本当に稀だ 損の方が多い
チカチーロおじさんの様に恐い顔でも得をするように 僕はサンドイッチに一品サービスして提供している 人相の悪い仲間として。
この店では可愛い娘より極悪フェイスの方が得するぜ 僕が厨房を任せれてる限りはね。

チカチーロおじさんの職種はシリアルキラーではなくガス屋の社長だ そして趣味は猟奇殺人ではなくて七宝焼きで講師にも成れる腕前だ 外見と違い 繊細で独特な色使いの作品を仕上げる ワイルドな見掛けからは程遠いキュートなブローチを造りあげる
そして 気は優しくてとても穏やかな性格をしている
人を見かけで判断してはいけない そして「赤い切り裂き魔チカチーロに似てますね」とも言ってはならない チカチーロおじさんのひきつった笑顔で恐怖に染まるからではなく チカチーロに似ていても喜ばないし不快しかあたえないからだ

僕も容姿に対して色々な事を言われる キャバクラの女の子には「山田孝之に似てますね」とよく言われるが 「いや 似てないよ」と謙遜する
そして真に受けてはいけない悲しいかなリップサービスだからだ 似ているのなら僕はモテモテなはずだ
名俳優 山田孝之より僕の方が年上だ 「山田孝之君ってヴィアン君の上位互換ですよね」が正解ではないのか この話は止めよう書いてて悲しくなってきちゃった。

前に女子スタッフN山ちゃんという子がいた プリンとお尻の可愛い娘だ
そしてF田ちゃんという子がいた 「じゃりん子チエ」のヒラメちゃんそっくりだった
仕事も終わりかけ 僕は厨房の椅子に座りエスプレッソと煙草を楽しんでいた
厨房で食器を片付けていたN山ちゃんがF田ちゃんを見て言った「F田ちゃん 前から思ってたけど上戸彩に似てるよね」
「ええっ」僕は思わず声が出た
F田ちゃんはニコニコ「上戸彩に似ているはよく言われます」
「はぁあ!」僕はまた声が出た 砂糖を混ぜていたスプーンを落としかけるくらいに驚いた
誰が言ったのか教えて欲しい 言った人は酔っぱらっていたか重度の近眼ではないのか
N山ちゃんに訊けばいいとの声が出るかも知れないが N山ちゃんはニコニコ笑顔の時も目が笑っていない サイコパスガールなので君子危うきに近寄らずだ
可愛いサイコ娘は有りかも知れないが僕には無しだ。

他人の意見も訊きたい F田ちゃんはヒラメなのか上戸彩なのか
それならば簡単 僕は親友Yと友人Oに電話をした「今 店の女子スタッフに上戸彩そっくりな娘が働いている」
次の日 親友Y 友人Oが来店した やっぱりね来ると思ってたよ 君達スケベだもの
二人揃って 店をキョロキョロ詮索している
「ヴィアン 上戸彩どこにいてる? おい」親友Yは帽子をかぶりなおすふりをしながら女子スタッフをチェックしながら言った
「あの娘や わからんか」F田ちゃんを指差し僕は言った
「おい!じゃりん子チエのヒラメやないか!」親友Yは声をあげた 親友Yはヒラメ派だ
「俺はイケるけどな あの娘」友人Oは言った
 ヤれるヤれないの話じゃない 似てる似てないかの話だ  今のところヒラメちゃん2票 上戸彩ちゃん1票 無効票1だ。

自我が有り自分が有る オリジナルワンだ
何々に似ていると言うのは気軽に言うのを止めにしませんか
時には人を傷をつけるし ブスを調子にのらせる時もある 可愛い女の娘が不美人に対しておだてるように使うと悪意が有るように感じるし 大の大人が騙され時間を無駄にし憤怒する場合もある
何時だって 男は騙されたら良いが その回数を減らす事も出来るはず
悲しげに店を出た 友人二人の後ろ姿を思いだしそう思った ゲラゲラ。

2015年9月2日水曜日

去りサーティ


まだ夏は続いている 僕には季節なんて関係なかった
 厨房での労働とのダンスは終わることはない 終わらせる事は出来るが 終わらせてしまうと無職のエロ中年が誕生してしまうだけだ 社会的にエロニートというジョブは辛い
僕に優しい季節をプリーズ 神様お願いします。
僕は神頼み すると有頭海老フライの油が跳ねた フライヤーからの灼熱の油が僕の腕にかかった 熱い熱い
わかりました 神様。 甘えるなという事ですね 人生の暖かい春はまだ遠い。

忙しい厨房では外が晴れか雨かさえわからないくらい激務だ 夏は一際忙しいので僕は夏を感じる事が出来る こんな季節の感じ方 したくないんだけどね。
激務な夏 また一人の女子スタッフが辞める 今日でさよならだ
9月に入ってもまだ店は忙しいのだか 僕は引き留めない 羽ばたいて行くのを見まもるだけだ

辞めたのは 前にブログに書いた アニメ声の女子スタッフNちゃんだ 受験勉強の為に辞めますと言ったが 僕には掛け持ちしている焼肉屋のアルバイトは辞めません と言っていたので やはりこのカフェのホール勤務は掃き溜めかもしれない Nちゃん 君は鶴ではない 飛び立ちたまへ 勝利の栄光を君に。

厨房のスタッフKは落ち込んでいた 財布を落とした時くらいに落ち込んでいた なぜならアニメ声Nちゃんが辞めるからだ
Kは女子スタッフNちゃんの事を凄く気に入っていた それは恋心にも似た感情だったのかもしれない
Nちゃんのまかないだけ他のスタッフより豪華につくるK
「皆 平等につくれよ!まかない つくるのも 練習になるんやぞ!」僕の説教も意に介せず しつこく豪華にまかないを作り続ける その度に僕に怒られ続ける「言うことをきけや! タボがぁ!」
お気に入りだからといってNちゃんを特別扱いするKも特別扱いされて喜ぶNちゃんも
そんな人間 僕は嫌いなんだ 周りのスタッフに悪影響だ
糞みたいな馴れ合い デレデレちやほや喋りあってるのを黙らさなければ 贔屓は良くない
静寂は簡単 僕はわざとゴミ箱を音を出して引っ張った 大きな音に振り向くスタッフ その先には眉間に皺を寄せた僕 沈黙は訪れた。

僕は黙々と明日のランチの仕込みを続ける ガクンと落ち込むKを尻目にスピードプレイだ Kはいつもよりトロトロじゃがいもの皮を剥いている
好きな女子スタッフが辞めるからといって仕事が疎かになるとかお前は馬鹿か
思い起こせばKがNちゃんに対する発言が危うかった
Kは熱く言っていた「Nちゃんは天使」
そんな良い美貌してないよ 40点位ですよ 女子高生なんて幼いやろ

「Nちゃんの食べ残し食べたい」
誰で在ろうが 食べ残しは残飯だ そんなもの食べたいなんか異常だ Nちゃんのまかないの食べ残しならKの料理が不味いと言うことだ

「Nちゃんのサラサーティになりたい」
ちょっと僕にはよく分からない サラサーティってなんだ?もういい 好き勝手言ってろ。

僕にはKの発言が不可思議だった 多分 思考回路が違うのだろう
「サラサーティ」僕はこの単語の意味が解らなかった エリエールとかティッシュの類いなのかと Googleで検索してみた 「サラサーティ」それはおりものシートの事だった
僕はしかめ面 ゾクゾク背筋に悪寒 物凄く気分が悪くなった 検索しなきゃ良かった。
Kの発想が気持ち悪過ぎる 下衆そのものだ サラサーティに成れる訳がないし そんな所に貼り付いてどうする。

この店の女子スタッフが辞める理由は8割がマスターの事が嫌いで辞める
しかし Nちゃんが辞める理由は厨房から聴こえたKの歪んだ愛の言葉に限界だったのかもしれない
辞めれば良い その方が身の危険を感じなくてすむ
人間をやめかけている厨房スタッフKからお逃げなさい。

2015年8月30日日曜日

僕に優しく


朝から萎えた モーニングエレクチオンの事ではなく モーニングタイムの出来事で 仕事のヤル気が萎えた
オープン早々 店のマスターが裏口で怒鳴り散らしている 謝る取引業者 エスカレートしていくマスター 怒鳴り声はホールにまで聞こえそうだ。
一方的に怒鳴り付ける行為 僕はあまり好きじゃないんだよね 朝からヤル気が失せた 別に二日酔いだからとか大声が頭に響いたからではないと弁明しておきます Burp!!!。

「マスターよ お前はほんまに業者の事 人間と思ってないな」
カウンター席に座っていたマスターの知り合いが言った
マスターは得意先なのを良いことに業者には言いたい放題
しかし 廃油回収業者の事は人間と思っている なぜなら廃油回収業者の人は夏でも長袖ワシ今でもヤンチャでっせ系だからだ
マスターの怒りという名の憂さ晴らしは治まらず 「まいどです 納品しときました」パン屋の挨拶にもマスターは無視だ そして厨房のスタッフKに至っては昨日パチンコで勝った時しか挨拶をしない 何なんだよお前達は。
「おぉ ありがとう また頼んどくは」僕の挨拶しか聞こえない 人には優しくとまでは言わないが普通に接する事ぐらい出来るのではないか 「挨拶が出来ないのはコンドームを着けないのと一緒」いや逆でした「コンドームを着けないのは挨拶が出来ないのと一緒」でした 鷹さんの言葉ですね
取引という繋がりは有るし 挨拶くらいは返そうよ 僕は人相が悪く誤解されやすいので他人には優しく接する事を心がけてる。

僕が頭皮の心配をしなくても良かった頃の話 遠い昔の出来事
コンビニの駐車場 ハイライトを消し コーヒーをグビリ 愛車2CVを走らせようとした時 目の前で自転車がこけた 入口の縁石に乗り上げたのだろう 投げ出された女子高生はうずくまり動かない
スカートがめくり上がり薄いピンクのパンツが丸見えだが動かない
僕は車から掛け降り 「大丈夫か?」と声をかけた。
女子高生は苦痛に耐えている 苦悶の表情だ 声の方向に顔を上げ 僕と目が合った瞬間 うずくまりながら1メートルくらいずり下がった 僕を見る女子高生は驚きと恐怖が混じり合った顔だ。

僕は理解した この手の出来事は慣れっこだ それは怯えるだろう 自転車で転け 襲う痛み 動けない体 声の方向に目を向けるとクルクルパーマに髭まで茶色に染めた 中東フェイスの僕が立っているのだから。
女子高生はチョイスした 僕に助けられる事より スカートも下ろさず僕から距離をとる事を
僕は何も言わずに去った。

冷たい男だと罵らないで欲しい 女子高生の恐怖が絶頂にでもなり 叫び声をあげられもしたら 通行人に警察への善意の通報されかねない 若い娘を狙う強姦魔扱いされるのは忍びない
はたまた女子高生を誘拐しようとしている中東の人拐いとも勘違いされるかも知れない
近所に若い娘を狙った 外国系の人さらいがいます!などの貼り紙を貼られたならば 僕は人目を忍び生き 引っ越しを余儀なくてしまう
心配で駆け寄っただけで 怯えられるなんて 僕は絵本「泣いた赤鬼」の気分だ。

昨日は雨が凄かった 仕事終わり帰ろうとしたら夕立 タイミングが悪い 少し嫌な気分で裏口を開けた 短大生の女子スタッフKちゃんが立っていた 傘も持っていなさそうで仕事場まで徒歩で出勤しているのも知っていた
「帰り道途中まで一緒やから 車で送っていってあげようか?」僕は優しい気持ちで訊いた
「いいです!大丈夫です 歩きます!いいです!」即答 全力拒否 Kちゃんからお断りの返事
「そうか 気を付けて帰りよ」僕は一声残してその場を去った。

僕はまた 悲しい気分 これもまた慣れっこです 悪役フェイスですからね
Kちゃんはチョイスした 僕に送ってもらうよりも 激しい雨にうたれる事を
Kちゃんが不美人なのが僕の悲しさを加速させた しかし美人で有ってもなんの解決にもならない。
こちとら 送り狼にはならねえよ 善意だよ 悪いウルフにはならねえよ 前科なんて無いぜ ウァオォン!
自転車で転んだ女子高生 女子スタッフKちゃん達には 僕は雄の獣の様に映るのだろうか?

僕がケダモノだって?
違うね 羊飼いさ!

2015年8月28日金曜日

ノッキング オン ヘブンズポール


久々に映画を観た アレハンドロ ホドロフスキー監督のサンタ サングレだ
あえて感想は書かない この監督の映画はレビューなど見ずに少しでも気になるなら観た方が良い お気に召さない人の方が多いかも知れないが僕はこの映画をお薦めします。
映画評論家の言葉なんて真に受けなくて良い 全米で興行収入歴代一位なんてなんら関係無い 自分の感性に響いたなら それが名作なのだから 僕の中でサンタ サングレは心に残る名作では無いのだけれど 好奇心は人を動かすので一度 観てみてはどうでしょうか。

「ホドロフスキー」「 ラスメイヤー 」「ジョン ウォーターズ 」
これらの映画監督の作品を観ていて 好きだという人達は映画に詳しく変わり者だ そう断言してもいい

「フィッチェ」「 サンタフェ」「タクティクス」
この言葉に反応して懐かしさを覚える 40歳代はヤンキーだ
物腰穏やかな人 落ち着いた感じの人だとしてもこの言葉に反応したら 騙されてはいけない不良少年と呼ばれての人達なのだ
丸くなっただの 角がとれたの言葉を隠れ蓑にしている隠れ元ヤンキーは一目でわかるチンピラ崩れよりタチが悪い。

「透明人間」「アダルトゲームの主人公」「産婦人科の医師」どれか一つでも成りたいと思った事が有るのならスケベだ
どんな聖人君子のふりをしょうが 性人で有ることは否めない。
そして「加藤ゆりあ」「晶エリー」「紗倉まな」この女優の中で一人でも好きな人がいるのなら 僕と良い友達に成れるはずです。
残念かな 僕と友人になった所で良いことなんてないですね。
趣味や思考や嗜好 何が好きで嫌いかで どういう人か予測がつく
上の例は鉄板です 下手な占いより当たってるはずです。

僕の中で良い人か悪い人かを判別する質問がある 34年しか生きていませんがこの質問にyesと答える人はいい人だ 人間的に良い人は全員yesと答えた。
その問い掛けとは「幼い頃の校庭 小学校の遊具 登り棒で昇り降りしてる時 気持ちよかったですか?」これです 「はい」と答える人は間違いなく善人です 僕の様に悪人顔で有ろうとも。

僕の尊敬する 知り合いの車屋さんの社長にもこの質問をしたところ
「あれは気持ちええな 一回昇ったら 休み時間中 降りてけえへんぞ」爽やかな笑顔で言った
いつもクールで男前な社長にも童心に帰った様な笑みを浮かべさせる 登り棒
勿論 社長は人気者で良い人でこの町では有名だ。

僕の親友Yも良いやつだ 登り棒の質問をしたところ返ってきた答えは「気持ちええ 登り棒最高」だ。
今より更に頭の悪かった20代の夜
親友Yと酒を呑んでいた時 幼い頃の性の目覚めの話から「登り棒って遊具じゃなくて性具じゃね?まさしく子供のおもちゃじゃね?」と熱く語り合っていた
僕たち二人は「大人になっても登り棒は気持ちが良いのどうか」疑問が浮かんだ 好奇心は人を成長させる。
行動派の僕たちは10分後 近くの小学校 登り棒の前に立っていた
冬の深夜の校庭はヒリヒリ寒いはずだが ワクワクが勝り 心はポカポカしていた
二人は登り棒を握り締め 昇り始める

ヴィアンは昇ったエロリンティウスが待っている はず しかし快楽は訪れなかった
それは 好きなブランドのローライズジーンズがスリム過ぎたのとお酒に酔い過ぎで何も感じなかった。
親友Yはどうなのだろうと左の登り棒を見たが 親友Yの姿はなかった 親友Yは体力の低下 深い酔いの為 登り棒を昇れずに地上で必死に昇ろうと奮闘していた

深夜の校庭 幼い頃の快楽の立証の為 登り棒をカサカサ昇降するヴィアン 地上でフンフンもがき奮闘する親友Y 最低な絵面だ 死にたくなるワンショットだ

思えばあの時 僕たちは死んでいたほうが良かったのかも知れない
悪いけどまだ死んでない もう少しイカさせてください。

2015年8月25日火曜日

ブ男ピエロ


僕はいた 田舎のキャバクラにその店には知り合いのMちゃんが働いている 綺麗なMちゃんは人気があるらしく 入れ込んでいるお客さんが多々いるらしい そして今夜もMちゃんの横に小太りのブ男が座っていた 満面の笑みで。
多分 あの小太りの男性がMちゃんの言っていた Mちゃんに求婚を申し込み 有名ブランドのプレゼントという名の貢ぎ物をくれる男性なんだろ

酒に酔い 可愛い女性が横に座り セクシーな衣装にはずむ会話 楽しい時間はお金という対価がある
その夜だけ楽しんだら良い 入れ込み過ぎると高い勉強代を払うだけだ
小太りのブ男は擬似恋愛でもしている気分なのだろう それはMちゃんによって そうさせられているだけだ 人気キャバ嬢の駆け引きはプロフェショナルだ
女性に免疫の無い男はコロリと落ちる もしかしたらお付きあい出来るかも 淡い期待を胸に時間とお金を使い続ける
僕は知っている Mちゃんがバツイチ子持ち そして彼氏と同棲している事を
Mちゃんの軽いボディタッチで小太りのブ男はデレデレ ニコニコ良い笑顔
僕は横に座っている西野カナ似のギャバ嬢の乳をモミモミいつも通
 しかし小太りブ男の笑顔は僕を悲しくさせた。
僕と一緒に来ていた親友Yを見てみると上半身裸になり 両脇に女の子二人を座らせて腋の匂いを嗅がせていた 親友Yのお金に物を言わせた行為が炸裂していた
お金の力に踊らされ 親友Yの腋をクンクン嗅いだら良い 自らお金を支払い踊らされる男もいるのだから 男の間抜けさ 女の強かさがわかる夜だった。

僕の知り合いの女の娘でAちゃんとBちゃんがいる
Aちゃんは小柄で可愛い女性だ Bちゃんはスタイル抜群 顔面アウトレットな女性だ 二人は友達でもある
また僕の知り合いでC君とD君がいる
C君は俳優の加瀬亮に似ている 爽やかな青年だ
D君はブ男だ 知性の代わりに暴力に特化したヤンキーだ 中年になっても不良を貫く社会のゴミだ
AちゃんとBちゃんは恋をした 二人揃ってC君に そしてC君はAちゃんを選び 恋人になった
友達同士が一人の異性を好きになるなんて よくある話だ そして脆く崩れる友情 崩れるならそれくらいのモノだ。

AちゃんとC君がカップルになったその三日後 BちゃんはD君と恋人になった
周囲は驚いた なぜD君なのと 「D君を唆しC君を殴らすつもりじゃない?」とも 憶測されたくらいに
周りの人達の話ではBちゃんは失恋のショックから自暴自棄 やけになり女日照りのブ男D君と付き合ったそうだ
D君と付き合った後も C君の事を好きだと言いふらし続けているらしい
根拠のない自信満々のブスは駄目だ プライドの高い不美人は好かれる要素がない
しかし 女性に免疫のないブ男D君は喜んでいる 醜い男と不美人のカップルは何処にでもいるし 僕には興味がない 引かれるべくして引かれあっただけ
少し知り合いなもので僕は哀れに思っているだけだ

その話で「スタイル良いのが救いかな」と友人のイタリアン店主Fに言ったところ
「Bちゃん ブラジャーにパット入れまくりやで あんなもの偽のオッパイやで 偽乳」と 返ってきた
ちょっと待て なんでFが偽の乳だと知ってる。
そうBちゃんはイタリアンFとファックをしていた セックスフレンドとして Bちゃんはアバズレだ 不細工な不特定多数ファッカーだ 僕が一番必要としない人種だ。
しかし 知性の低いバイオレンスD君には掛け替えのない恋人だ D君がBちゃんの事を嬉しそうに話す度に僕は悲しくなる その笑顔 哀しいです。

そんな笑顔をするくらいなら 笑い顔がエロいと言われる僕の笑顔の方がましだと思う 今日この頃。



2015年8月19日水曜日

恋人達のクラシック


今晩はブログ界の夜のマラドーナこと 桃色の神の手をもつタケシ ヴィアンです ピロー上のゴールデンボーイ 伝説の五回ヌキは僕のプレースタイルの象徴です  目をつぶれば女性サポーターの歓喜のあえぎ声が聴こえてきます。
本当に申し訳ない 冒頭から調子にのった発言 申し訳ない
こんな下劣な文を書くなんて 猛暑 この暑さが僕をどうかさせたんですね いや いつも通りでした。

性行の事を書くなんて マグロ女性にシオを吹かせ クジラに昇華させ 快楽の海を游がせる事の出来る僕でもまだまだヒヨっ子です
僕なんて加藤鷹さんの足元にも及ばない 鷹さんのゴッドフィンガーばかりに焦点をあてられがちですが 鷹さんの尊敬すべき所は優しさですよね 潮吹きなんて女性イッテ無いですからね パフォーマンスです。
相手女性に対する優しさこそ加藤鷹さんの魅力ですよ そこにスポットあてたAV発売されないかな Gじゃないよ。

夏場 勤務先のカフェは忙しさのピークをむかえる お盆は特に忙しい 昨日 帰郷した知り合いのSちゃんが店に来た
Sちゃんはモデル体型で少し派手な綺麗な顔をした主婦だ 仲良し3人組でランチを食べに来た
久々に会う知り合いに軽く挨拶でもと僕は厨房からホールに出た。
「久々やな 元気にしてたか?」汗を拭き少し笑顔
「 元気にはしてるんですけど この間 旦那に殴られて左耳の鼓膜破れて聴こえずらいくらいです」ケラケラ笑ってSちゃんは言った
笑いながら言うことかな 僕は驚いた 開口一番ドメスティックバイオレンスの返しとは
「Sちゃん大丈夫か?暴力は愛とは違うで 暴力も愛と勘違いしたら 人生かなり厳しいよ」
「わかってますよ 夫婦でもう一度話し合ってみます ヴィアン君から真面目な発言 初めて聞きました」
またSちゃんはケラケラ笑って言った
ランチを食べ笑顔でSちゃんは帰っていったが 本当は笑える状況ではないだろう。

女性に対して暴力をふるう男性は多々存在する レーディファーストを主張する国の方々が女性を一番殴っていたりもする
僕の周りにもDVをうけた女友達が数人いる「別れないの?」と訊いても「暴力ふるってこない時は優しい」「他に良いところも有るから」と返ってくる
ここまで来ると重症だ 暴力を愛と勘違いしている 異性に対して暴力をふるわない人は沢山いてるのに。

ざんねんな事に僕の友人Oも恋人に暴力をふるう しかし友人Oの彼女はがっちりとした体格でたくましい二の腕をしている
先日 友人Oと彼女はささいな事から喧嘩をしたらしい 猛暑 暑い夜恋人どうしのK1大会が始まった 投げたグラスの割れる音が闘いのゴング 最初は壮絶な殴り合いから始まった 高山VSドン フライ戦を彼女にやれる男O しかし 彼女のライガー・ボムが炸裂する そしてニー オン ザ ベリーからのマウントポジション 強烈な殴打がYに降り注ぐ
腫れ上がるOの顔 おまけに指を骨折していた これは彼女の勝利ですね。
彼氏 夫からのDVをバイオレンスで返し そして勝利する友人Oの彼女のようなライオネス飛鳥系の女性はまず少ない。
男ならば女性には優しく接しなければならない 当たり前の事である
DV野郎達は加藤鷹さんのささやきCDを聴いて 優しさを学ぼうか。

僕は女性に一度も暴力をふるった事もないしふるわれた事もない 優しい方だと思うんだけどね 悲しいかな僕はまったくモテないですね
僕のスペックでは優しさのオプションが付いていても可愛いあの娘は振り向いてくれない しかし女性に対しての優しさは譲れない 僕から優しさを取るとエロスしか残らないからだ 只のエロい中年になってしまう。
モテなくとも優しさは持っておこうと思う。

皆さーん エロ優しい中年男性要りませんか?

2015年8月10日月曜日

いつかキラキラする日


蝉時雨 ギラギラした日差し 照り返すアスファルトの熱 僕は夏が来る度 たまに思い出す 近所の夏祭りの日に死んだ 飼い犬の事を。
その犬は 左目に毛が入り込み ペットショップで売り物にならなく 処分されそうになっている所を母親と妹が買ってきた
 その日からシーズー犬は家族になった

その日の夜 子犬の名前を決める家族会議が始まった 僕は「雲丹はどうだろうか?」と提案した 先日 食べた行きつけの割烹の雲丹のお造りが美味しかったからだ
「いや この犬の名前は鮪 マグロにしよう」父親が口を挟む 僕は思った 何故 海鮮系で対抗してきてたのだろうと 付けたい名前を言えばいい 好きな寿司ネタで張り合わなくていい。

多数決の結果 子犬の名前は「ウニ」となった
新しい家族「ウニ」茶色斑のシーズーはケーヒニスクーネのエクレアみたいで可愛いかった 犬好きな父親の寵愛を受けスクスクと育っていった 長い年月を家族として過ごし そして四年前に「ウニ」は死んだ 老衰だった。
母親と妹は号泣し愛犬の死を悲しんだ そして「ウニ」はペット墓地に埋葬され 小さな墓石が建てられた
 そこに書かれた文字は「ウニ・ヴィアン」

僕は猛省した 安直な理由で愛犬に魚介類の名前を付けてしまったことを 「ウニ」は牝だった 「もっと可愛い名前付けたら良かった」悲しい気分 ボソリと呟いた。
「ほんまによ!」間髪入れずに父親の叱咤が僕にとんだ
ちょっと待て 親父もマグロという名を付けたがってたじゃないか どちらに転んでも 可愛さの欠片もない海産物の域は出てないじゃないか 反論しようとしたが止めておいた 絶対に喧嘩になる  喪に服したい。

名前は良い名前を付けた方が良い  ペットの名前であろうが。
変わった名前だと はたまた父親と口論になりかれないし 命日が来る度に猛省しなければならないかもしれない 猛暑の夏 僕 猛省する夏。

僕の勤務先のカフェは女性のお客さんが大半を占める その中でも主婦の方が多い 子供連れのお客さんの為にベビーチェアーが五脚ある
それでも足りないくらい 子連れの主婦が来店する
僕はたまに驚く事がある 子連れのお客さんが子供を呼ぶとき その子供の名前が変わった名前だった時だ
「新発売のシャンプー」「ポケモンの新種」「高級苺の品名」の何かのような名前 僕は違和感を覚える。
日本人の一般的な名前では駄目なの?そう 問い掛けたい しかし お客さんと店員では立場が違う 聞き流すだけである。

一年前 知り合いに子供が産まれた その赤子の名前はアメリカ人のミドルネームだった 両親は日本人だ 欧米の要素は何処にもない そして名前は当て字で無茶苦茶だ
名前は欧米 顔面はアジアン・・・
僕のようなアラブ人のような顔面で名前がムハンマドなら笑いになるかも知れないが そんな笑いは要らない 産まれて初めて貰うプレゼントそれは名前 それが驚きや冷笑の対象になるのは厳しすぎる

そしてまた別の知り合いの子供の名前は古風だ しかし古風過ぎ 捻りをいれるから違和感を感じる
僕は初めてその名前を聞いた時 セレモニーホールの名前かと思った 葬儀会館でも通用する名前 生後間もないのに「天国でゆっくりしいや」を連想させた。

外人のような名前を付けた所で外人にはなれないし 荘厳な名前を付けた所で傑物になるとは限らない 世間を驚かすような名前を付けても時代の麒麟児になるとは限らない そう成れるならみんな変わった名前を付けている 大人になっても恥ずかしくない愛情ある名前で良いんではないでしょうか。

世間ではキラキラネームというらしいですが 僕から見ると一切キラキラしてないですね 凄く可愛らしい名前の不細工 猛々しい名前の泣き顔キッズ 30歳を越えてそんな名前で呼ばれたら羞恥プレイみたいなもんだ

先日 ホールのスタッフを面接した 履歴書を見たら名前が読めない ルビを振ってくれてようやく読める
サンリオのキャラクターに著作権侵害で訴えられそうな名前だった
「この店とはちょっと勤務時間が合わないね また 昼間仕事が出来るようになったら また 面接に来て下さい」僕は丁寧にお断りしたが 本当の理由は変な名前の娘は雇いたくないのである
「君は良いスタッフかも知れないが 君の両親が悪いのだよ 名付けの不幸を呪うがいい」僕は赤い彗星気分で落とす 木星帰りの僕はカトンボよりイージーに。

犬の名前でも僕は後悔している 自分の子供の名前そんなんでいいの?
しかし かくいう私もタケシヴィアンを名乗っている ネーメングセンスにとやかく言う資格はなかった 申し訳ない。

2015年7月30日木曜日

Cock Cheese ブルース


僕は人から何かを頼まれたら出来るだけ断らずにしている 少し面倒な事でも 困っているなら助けになろうと 悩みがあるなら聞こうとしている。
でも たまに厚かましい頼み事をぬけぬけと言う 厚顔無恥な人種がいる
 その人種達の頼み事は迷惑でしかなく僕は「そんな事 頼める間柄違うやろお前」と一刀する 冷たく感じるかも知れないが 厚顔無恥な人達はすぐに増長する傾向にあるので ザシュザシュと切っていかなければならない ブリトバ・ヴィアンここにありだ 。

先輩や後輩 隣人や同僚 少しの接点 社会に属している限り 人の付き合いはある 只の知り合いが「友達」という言葉を便利に使い ぬけぬけという頼み事や横柄な対応。
お前の物は俺の物 「ジャイアニズムの継承者」「俺様キャラ」「勘違いリーダー」「間違えた縦社会の人」はどこにでも居てる 心の友よを間違えて使う人達が 。

今日は日曜日なのに暇で 店内はまったりとした時間が流れてる イタリアンを経営している友人Fがカウンターに座り カプチーノを飲んでいる 「最近 エスプレッソのクレマの量が少ない」というイタリアンFの相談を受けていた。
僕はペティナイフで林檎をサクリサクリ「珈琲豆の焙煎の日にちは・・」はと言う言葉を遮り 厨房のスタッフKが慌てながら言った「ヴィアン君 小麦粉に虫が涌いてる メチャクチャおる」
小麦粉は25キログラム 大量だ そして大量の虫 原因はKが小麦粉が入っている容器の蓋を閉め忘れ 虫が発生した。

そして 隣でアイスコーヒーを飲んでいた この店のマスターの説教が始まる Kに対する怒号が飛んだ。
怒るマスター 間違えた愛の鞭 説教 暴言 侮辱の鞭がKにビシビシと降り注ぐ。
暴言説教の鞭はまだまだ止みそうにない 鞭の雨が降り注ぐ中 イタリアンFが口を挟む「何やっとんじゃ!このチンカスがぁ!チンカス野郎が!」
僕は驚愕した この店の部外者が突然 怒号を発した事にではなく 人が人に対してチンカス呼ばわりしてるのを初めて聞いたからだ 僕は驚愕し そして爆笑した。
しかしチンカスは酷すぎる 「チンカスはアカンで K可哀想やわ 言いすぎやぞ」僕はなぜか激昂するイタリアンFに言った
「そうか じゃあチンカス王子でええやろ きっちり仕事やれよチンカス王子!」イタリアンFの暴言は止まらない。
イタリアンFは少し気を使ったのだろうがチンカスを王子にしてもチンカスはチンカスだ 垢をプリンスにしてもカスはカスだ。

僕の酔っ払うと裸族になる親友Yと友人のOはイタリアンFと共通の友人だ イタリアンFのKに対する暴言はエスカレートしていく「Kお前 次に生まれてくるんやったら YかOどっちのチンカスになるか選べ」もう訳がわからない

剥けムケ先生の僕を含めなかった事は正解だが そんな輪廻転生の質問を人に投げ掛ける事自体 間違いだ。
温厚な人間でも激怒するようなイタリアンFの罵倒をKはうつ向き何も言わずに耐えていた
そうイタリアンFと厨房のスタッフKとは十年来の知り合いで 先輩と後輩の仲だ 若い頃の力関係は根深い そしてヤンキー系のそれはさらに深く 付き合いがある限り続くのである 先輩と後輩の友達関係は。

約十分 マスターからの説教の鞭 イタリアンFのカウンター越しの罵倒の嵐 カプチーノを飲み干しイタリアンはスッキリとした顔で店を出ていった。
僕はKの顔を見た 眼がウルウル 顔が真っ赤 少し小刻みに震え泣きそうだ それはそうだ包茎男性の包皮の恥ずかしい垢 恥垢呼ばわりされたら屈辱だ しがらみという名の友人関係の下 KはイタリアンFの暴言を堪え忍んだ。

イタリアンFが帰り 厨房のスタッフKが涙を押し殺し 溢れる感情を言葉にのせて吐き出す そうイタリアンFに対する恨み辛みを ただの陰口を。
Kは夏風邪を引いていて 泣くのを我慢しながら恨みを漏らす 甲高くしゃくり上がり ロバート・ジョンソンの声にそっくりだった
本日 厨房にロバート・K・ジョンソンが誕生した
むせび泣く男のブルースだ Cock Cheese Bluesだ 薬指の絆創膏がボトルネックに見えるくらいの熱演だ
 灼熱の厨房にロバート・K・ジョンソンのブルースは響き渡る。

僕は優しい 厨房スタッフKの嗚咽混じりのブルースを聞いてあげている 本当は聴きたくないんだけどね。

2015年7月26日日曜日

愚痴と共に去りぬ


「石の上にも三年」「継続は力なり」言葉どおり積み重ねは大切 僕の苦手とする所です 自分を変えていかないと。

職業に関してもそうだ 経験を積み技術を向上しないと何年も労働する意味がない
しかし職場が劣悪な労働 掃き溜めの様な人間関係 そんな職場ならすぐに辞めても良いと思う。
得るものが無いからだ しかしある程度 勤務を続けた方が良い 次の職場が良いか悪いか区別出来ないからだ そして転々とする職歴は次の就職の妨げになりやすい。
大切なのは自分の性能で積み重ねた努力や肩書き無しには良い就職先に勤める事もままならない
見方によっては根気の無い無能な人間がごみ溜めの様な職場からまた別のごみ溜めを移動しているように 見えるかも知れない。

仕事というものは難しい 僕のスペックでは厨房で毎日労働とダンスする社畜にしかなり得ませんでした 若い頃に積み重ねたのが快楽と汚れだけの僕には似合いの場所だ 料理作るのが好きなのが救いですね
僕が生まれた時に神様が幸福の種をたくさんギフトしてくれていたら 今頃 海沿いの町の別荘で眼の大きい小柄なあの娘とグラスとベッドの予定だったのに アーンラッキーですね。

7月で女子スタッフが辞める アルバイトの女子高生だ「部活が忙しくなりアルバイトする時間がない」の事らしい。
僕は知っているその退職理由が嘘だという事を本当はこの店のマスターの事が嫌いで辞めるという事を 何故ならば「私 マスターが苦手で辞めるかも知れません」と事前に僕に報告していたからだ。

ホールの女子スタッフは辞める頻度が高い 2割は仕事が合わない 二日目から出勤しないそのままフェードアウト 8割はマスターの事が苦手 嫌い もうあの人無理!が主な理由だ。
僕は歴代に辞めて行った女子スタッフ達から相談を受けていた いや只の愚痴を聞いていた 僕はマスターの事が嫌いではないので軽い板挟み状態だ しかし相談は聞いてあげないと。

「ヴィアン君 私 時給少なすぎませんか? ちょっと不満あります」
わかった 了解 Oちゃんは良く頑張っているよ マスターに1回言ってみるわ

「私 マスターが理不尽に怒鳴ったり 気分屋なのが凄く疲れます」
そういう人はどのこの職場いっても一人は居てるよ それがここのマスターなだけ でも僕もなるべくかばってるよ

「Fちゃんに対してだけ マスター凄く厳しくないですか あれは酷いですよ」
まぁ マスターも自分で俺は女と子供と小動物に強いんだって言ってるし それの主張ちゃうかなあ 僕はマスターにスタッフ平等に接しなければアカンよとは言ってる

「マスター 口臭い」
いやぁ 臭いの事は許してあげてよ 両親も歯槽膿漏だから必然的にマスターもモルボルブレスになってしまう でもコレばかりは我慢しても言いずらいかな・・・スマン

「マスター 肌凄く汚い」
それに至っては 何も言えないかな 治らないコンプレックスを治せと言うのも厳しいね ほら 左の頬の大きなシミ アルマーニのブランドロゴみたいやん 格好良いよね・・・ゴメン 無理あった。

「マスターのいらっしゃいませを聞くだけで 嫌な気分になります」
マスター憎ければ袈裟まで憎い もうここまでくると辞めた方がいいよ かなり精神的にキテるね 無理しちゃ駄目よ

口臭いと肌汚いは相談や愚痴ではなく 完全に悪口ですね
そう ホールの女子スタッフにしたら この店は掃き溜めの様な職場なのかもしれない いや たぶんそうだ。
タケシ ヴィアンは掃き溜めから飛び立つ女子スタッフを何人も見送ってきた 次の職場は良い就職であれと見守っている。

そして 掃き溜めに舞い降りた美しい鶴 鋭い目をした美しい主婦Aちゃんとスタイル抜群のIちゃんが飛び立って行く事を怯えている いなくなり本当の掃き溜めになってしまう事を恐れている。

2015年7月22日水曜日

Get some!Get some!Get some Baby!


深夜一人の男は酔っていた 赤い眼をテレビのモニターに向け
F2000を担ぎコンクエストのGolmudrailwayを駆けていた 開始D拠点に向けてバギーを走らせる 分隊命令はもちろんDだ しかし分隊員は全員E拠点に向かっている そしてD拠点で男は相手分隊に蜂の巣にされ死体は斜面をずり落ちた 列車は奪われ敵の陣地に進んで行った
「開戦したらAかD拠点行こうや E拠点に何人おるんよ ランボーでも無理やで 列車奪おうや」リスポーンの時のマップ E拠点に群がる味方 赤く染まっていく拠点を見ながら男は呟いた。
男は「カシュッ」とエビスビールを開け 半ばやけになっているようにゴクゴクと流し込んだ。
男は少し酩酊ボヤける視界 深夜一時 明日の仕事より武器のアタッチメントの事を考えていた そうその男とは僕です。

いやあ 前にブログにも書いたように酔っ払った中年男性が若者 ましてや高校生達とボイスチャットでゲームをするという 駄目な絵面 恥ずべき愚行をまだ続けていたんですよね。
前日 バトルフィールド4の戦績をみたらキルレシオ1越えておりましたウァオ!ウァオ!
キル/デス比率が1を越えると言う事はFPSゲーム初心者 バトルフィールド暦三ヶ月の僕にとっては嬉しい事です 6000回くらい殺されましたからね 初心者ながらにドミネーションに参戦してランク140分隊にぼろ雑巾にされてきた甲斐がありました 次は試合終わりのスコアボード常に上位を目指したいですね 好きな言葉はスポットです。

意外と勉強熱心な僕はバトルフィールド4のテクニックや用語を覚える
A拠点をアルファ B拠点をブラボー アサルトライフルをAR スナイパーライフルをSRそういう風に言うと少し出来るプレイヤーに見えませんか?まぁ初心者の背伸びですね。

そして専門用語に「芋」という言葉がある BF4のwikiから引用させていただくと「状況に関わらず一ヶ所留まり敵を狙うこと 状況によって場所を変える待ち伏せとは別物」
そしてもうひとつ「芋スナ」という言葉があり コレはスナイパーで芋々する事です。
コンクエストで旗に絡まずに塔の天辺で芋々 自陣の奥で芋々 拠点から関係無い位置でズリズリうつ伏せで芋々 上手くてスコアを稼げればいいんですよ芋スナしても しかし戦いが終わりスコアボードをみると芋スナの方々は酔っ払った初心者の僕よりスコアが低い まったくもって貢献していない 芋スナは味方にも敵にも要らないですね。
キルレシオを気にしてプレイするならチームデスマッチ行ったら良いじゃない あっチームデスマッチじゃキルできないからコンクエスト来るんですね 屈伸 屈伸。

でも上手いスナイパーは感服の一言ですね モーションセンサーにスポットの嵐 的確なスナイプ 素早い位置取り 僕には出来ないですね 神スナイパーと上手いビーグル乗りはBF4の華ですね。

ネットでも紳士であれ がモットーの僕は人を挑発する行為や侮辱する行為はしないと決めている。
しかし左の頬を打たれたならば右の頬を差し出すような 聖人プレイは出来ない訳で 煽りプレイされたら仕返ししないと楽しくない 揉んじゃって揉まれてなんぼ 煽るでゴザル。
そして僕はフレンドに挑発する行為や侮辱する言葉を教えてもらう
「屈伸」という行為と「noob」という言葉を教えてもらった
「noob」何年たっても上達しないプレイヤーの事らしい 下手くそな熟練者
noobは嫌だ 悲しすぎる ショットガンに担ぎチームデスマッチを何も考えずに走り回る昆虫プレイヤーくらい成りたくない 経験を積んだ分は上達したい しかしコレはゲームだ ゲームは楽しんだ者勝ちだ 下手くそでも楽しんだら良いと僕は思う
noobは必要です じゃないと酔っ払った初心者の僕がキル出来ないじゃないですか ヤダー。

フレンドで凄く上手いプレイヤーがいる 深夜遅くでも分隊に参加してくれて 蜂の巣にされた僕を優しく蘇生してくれる 初心者の戦車にも乗ってくれる 良い奴だ。
そして 四六時中バトルフィールド4をプレイしている たぶん仕事してないね 無職だ。
良いフレンドだけに僕は心配した ゲームの中では腕の良い工兵かも知れないが現実では無職だ
若い頃に社会に携わってないと 30代 中年になると取り返しがつかないからだ このままでは人生のnoobになってしまう 人生がち乙だ。

睡眠時間を削り BF4に没頭する赤い眼の僕は考えた 人生について 恐い 恐い そう僕は取り返しがつかない30代だ フレンドの心配してる場合じゃないね Bf4やってる場合じゃないね
人生のnoo...までよぎったが 考えない事にした しかし考えないと しばし長考した結果 中学一年生くらいからやり直さないと無理ですね 僕の場合。
中学一年にリスポーンしたい 切実に。

でも 明日の夜もコンクエストに出没する予定です ではまたドンパチ始めましょう。